プロローグ~転移するまで~
設定のみ思い付いた物語である。プロットはまだない。
ーー貴方には転生してもらいます。拒否権はありません。あったところで元の世界で死んでしまうのだから無意味でしょう。それともその痛みを体験してみますか?まあ、一瞬で廃人となるでしょうからお薦めはしませんよーー
はあ?何言ってんだこいつ?
そう思い辺りを見渡した。だが、何もない……そもそも動かしている感覚すらなかった。見渡したのかすらわからない。
ーーまだ、自我が残っているのね。よっぽど未練があったのでしょうか。……へぇ、少し興味が湧いたわ。転生に関して、少々サービスしておこうかしらねーー
サービスってどんなサービスだよ。と言うよりよくある転生前って神様とかとの話し合いじゃないの?何でこんな一方的なの。
ーー一方的って、これでも心砕いてる方よ。話さえ聞かせず問答無用で転身させるのもいるしね。まあ、中には話好きの奇怪なのもいるから貴女の担当の問題ね。その点は結構良いと思うけど、なにか?それより得点は……そうね、面白そうだし、まずは記憶保持。更に世界の知識もどうにか知ることが出来るようにさせてあげるわ。それに、万物融合&変換こんなところかしらーー
はあ?よくわからないが……ありがとう。
ーー礼儀を損なわない人は好きよ。そうね特別にこれからいく世界について話すわ。これからいく世界は魔法が存在する世界よ。それに、ダンジョンもあるし、ファンタジー系のRPGの世界と思ってもらっていいわ。因みにステータスとかもあるわよ。貴女をそのまま送る予定だったけどそのままならすぐ死ぬし、少し強化しとくわ。あとは、まあ、もういいかしらねーー
そう言い終わった直後突然引っ張られる感覚がした。後、地味に頭痛もする。そして、頭痛が無くなり、辺りを見回そうとした矢先、気を失った。