太陽さんの決意…?
太「久しぶりです~どうも♪」
伝「ほんと…久しぶりなのに中身は絶好調に見えるわね…(;^ω^)」
太「どうなんでしょうね? 作者は自分で書いて後で不手際を見つけて悶絶して、後で書き直そうとか思ってるみたいだよ?」
伝「どんな所かしら?」
太「ああ~それは…読めば分かるかも…」
酒場ってボクは入った事がないんだよね…だって、こう~子供が入りづらい雰囲気もあるし、臭いも嫌いだし、純粋に怖いってイメージもあるんだよね…
ただ間違っても、ボクが想像していた『怖い』は…こういうのじゃなかったな~(;’∀’)
(注 ここからしばらく作者のテンションあげの為の茶番が入ります~♪)
『俺たちは何故、タバコを吸わないのか…それは…!!』
『猫たちが逃げてしまうからだっ!!』
『俺たちが何故、酒を飲まないのか…それは…!!』
『猫たちが誤飲したら危ないからだっ!!』
『俺たちが生きる意味…それはっ…!!』
『猫たちのためにあるっ!!』
彼らの集会に集まる同志たちは常に一つだった。
過去の過ちを彼らは口にしない。ただ心にだけ留め、強く強く己に課した贖罪を口にする。
そこにあるのは、狂気でもなく、ただただ純粋な祈りにも似た叫び。
人は何故叫ぶのか? ――――それは、世界への変革を望むから。
人は何故愛を伝えるのか? ――――それは、世界がまだ暖かい事を教える為に。
人は何故涙するのか? ――――それは、世界へ己の歓喜を伝える為に。
人は何故一人では生きていけないのだ? ――――それは、神が寂しがり屋だから…
薄暗い酒場で毎日響き渡る彼らの生き様は、意外な事にこの街では少数ではないらしい。
ただ、ネコの着ぐるみを着てネコ談義をする筋肉隆々のおっさんたちが見れるのは、さすがに此処だけらしい~(-_-;)
「何か…格言みたいに言葉を並べてるわね…彼ら…の誓いの言葉みたいな感じなの?」
「格言なのかな? これ…要約するとさ~『俺たちは猫の為に一生懸命だから、もうちょっとだけでもイイから振り向いて~!』って、言ってるんじゃないのかな?」
「身も蓋もない~(;^ω^)」
(注 茶番終わります~)
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――――――――
「いかがでしたかな? 我らの誓いの言葉は!」
「いかがも何も……(;^ω^)(あれって茶番じゃなかったのか!? ―――あのまま話進むんですねっ( ゜Д゜) )」
などという良く分からないツッコミが脳内を巡ったけどグっと堪え、じっくりと考える。
「そうですね~えっと…はっきり申し上げますが…」
「うんうん…!」
その人が信念を持って行っている事を覆す発言をする事はとても勇気のある事だ。
それがどれだけ真っすぐで正しかろうと、言わねばならぬ事がある…きっと、それは今なんだと思う…
「猫というのは本来人間にベッタリする生き物じゃないので…その…そんなグイグイ迫ったら逆に嫌われると思います!」
「なんだとっ!!! ―――ガッテムッ!!」
「ガッテムって…わざと言ってるよね? それ…」
結構余裕あるな~って思ったけど、それでもボクのツッコミはショックだったらしい。
ワナワナとその筋肉質な体を震わせて、彼はこちらに詰め寄りネコミミを揺らしながら訊ねてきた~(*_*;
「どうするも何も…適度な距離感を保って見守るのが一番じゃないかな?」
「うんうん…」
ソフィアさんはそうだそうだと頷いてくれている。彼もハッとした顔で得心したようだけど…それでも何か消化出来ないような、苦虫を噛みしめたようなしぶい顔をする。
「それでは…ダメなのです」
「どうして?」
「我々はもう…三年前の愚行を繰り返す訳にはいかないのです…!」
「三年前? 何かあったっけ…えっと…」
「三年前と云えば~北部の伝染病が南部に広がって、大流行した件でしょ? それをこの街の火の神様が鎮めてくれたのよね?」
「えっ? それって……」
「シ~~♪(ウィンク)」
チロさんの事では? と言いそうになって慌ててソフィアさんに唇を人差し指で塞がれる。
そうだった…そうだった…神である事は誰にもナイショだったのだ…たまに忘れちゃう。
ボクはちょっと二人で話したいと彼から離れて、そっと店の隅に。
小声で話し出すと、それに合わせて彼女も話し出してくれた‥‥
――――
「ソフィアさん…もしかして、チロさんの過去を知っているんですか?」
「そりゃ古い付き合いだしね。それに…当時の社会問題で小説のネタにもなったしね」
小説のネタって…そういえばこの人作家だったんだよね…確かにそれをネタにすれば一冊書けそうだけど…わりと余裕あるな…この人っ!?
「そうなんですか? もう~知っていたんなら最初から教えてくださいよ~」
「あまり楽しい話でもないんでね。彼女も話されるのを嫌ってるようだったし…」
それは何となく感じていた。彼女を慕う猫たちはとても多いのに、それを誇ったり、言いふらす事を嫌ってる…のかな? 思い出したくないのか…そんな雰囲気があるよね。
「あれは元々、輸入品の貨物に紛れ込んだネズミを媒介にした病気でね~。それが捕食した野良猫についちゃって…そして、中間宿主として猫の中で病原菌が変異して、人に対して特に毒性が強くなったのよ…」
「うわ…すごい話…猫たちには被害なかったの?」
確か猫たちがネズミを捕食出来るのは、元々猫たちにはその病原菌の耐性が昔からあるかららしいけど…
「猫も実は最初は被害が大きかったんだけど…強い倦怠感を過ぎれば抗体が出来てらしいわ。問題は人間の方~ 北部から薬を輸入して解決しようとしたんだけど…上手くいかなくてね~」
少しずつ重くなる口調とは裏腹な冷静な表情。それはあくまで昔の話という事もあるのか、彼女の表情からは窺い知る事は難しい…
「変異したからでしょうか? それとも薬の数が足りなかった?」
どちらもありそうな話。だけど、彼女は軽く首を振りながら……
「両方みたいね~結局それで…さ。自体を解決させる為に猫の乱獲をしたみたい」
「猫の乱獲っ!? それは…穏やかじゃありませんね…彼らの言う愚行というのも、それの事なのかな?」
「多分ね…」
そんな過去があったのに…どうして、チロさんは今も人間たちと一緒にいるんだろう?
ボクだったら耐えられるモノじゃないのに…それどころか彼女はさっきも、あのネコミミおじさんを助けていたよね…神の力を使って…
「あの時は~コチが貿易船で荒稼ぎしてた頃なのよね~その時に、私たちも少しだけ手を貸していたんだけど…まあ~話すとほんと長くなるのよね」
「そうですか…でもそれは…あくまで過去の事なんですよね?」
「そうね~」
しばし口元に指をあて、目を閉じてしばらく…次に目を開く時には声もなく頷いた。
正直、調停を頼まれる前はどうしようか、互いの事情もよく分からずにやる事になって途方に暮れていた。だけど…
「過去の事を考えると、チロさんにとっては今の距離感が最大の妥協なのかな? 拒否する訳でもなく、近づきすぎない距離感が…心地良いのかな?」
どう結論し、調停すればいいのか…ああ…今思えばもっとネコたちの意見を聞けば良かったよ~
「今思えば…すんごい投げやりな感じで仕事やってるよね~ボクって…」
「今更ね~でも、あまり深く考えない方がイイわよ? 教えられていないって事は…それを知らなくても、大丈夫って事でしょ?」
「そうなんですか? でも…これで彼らに語るべき言葉は決まりました」
「そう…じゃあいきましょう~♪」
すでに『近づいたら嫌われる』と、トドメを刺してしまっている事は棚にあげておく…
(注 そんでもって、調停者に詳しいいきさつを話さずに引っ張ったのは、作者が疲れていて忘れていたから…ではないと思う(;^ω^) )
二か月ぶりの更新です~ これからはまったりと更新していきますね~
あとアトピーが酷くなって脳みそが疲れて死んでもいましたが…ある程度慣れてきましたね。
インフルにもなってほんと最近体調が良くならない…私も白妙のネコさんが欲しいっ!!
これからはこっちも手を出して、少しずつ修正しながら続けようと思っておりますのでよろしく!




