太陽さんの晴れ舞台…の前段階!
伝「この回はあれだな…個人的に作者が書きたいと思っていた回なのよね~」
太「そうなんですか?」
伝「らしいわよ~この伏線を回収したくてずっと仕込んでいたみたいだから」
太「何年前の仕込みですか? これ…」
伝「休止状態が長かったからね~まあ少しだけすっきりしたわ」
太「もうあれですね…一応記録してるのは、ソフィアさんでしたね…設定としては…(-_-;)」
「何ですか、これは~~~~( ゜Д゜)!!」
その日、ボクは街のド真ん中でこの世の理不尽を叫んだ…(-_-;)
「とっても似合ってるわよ…アマノ…ふふふふっ…( ´艸`)」
(大きく膨らみ立つ尻尾…)
――――話には聞いていたが…思った以上に…傑作だわ~~ハッハッハッハッ!!
(ぶち模様の綺麗な毛並み…)
「まあ…これを予知してる人はどれぐらい居たかは…わからないけど…さあ…」
(特徴的な尖った耳…)
――――これなら、きっと仲間たちも認めて貰えるわ…ふふふふっ…
「どう~考えても、笑い者にされる気しかしない…!」
(どれをとっても、立派な猫の特徴であった…ただ一つ問題なのは…!)
「そうかな? 結構人気者になるじゃない? とっても可愛いわよ…その格好…クククッ…!!」
「今考えたら絶対にこれ! リンさんの策略ですよねっ!! こうなると分かっててこんな見た目に…!!」
(その物体がボクであるという事実だっ!!)
「いやまあ…ボクだって~もしかしたら…って思いました! 思っていたけど、心のどこかで無視していたんだと思う!!」
「何を訳が分からん事を言ってるの?」
往来のない路地裏とは云え、それでも多少の視線がある。恥ずかしくて縮こまりながら、誰かこっちを凝視していないかキョロキョロとしていると…
――――単純に、作者がず~っと考えていた伏線だったのでは?
「うんっ?」
――――あら、御免なさい…ちょっと、昔弄られた報復をね……って、何でもないわ…
あの時はもう着れる服がなかったら仕方なく着たけど…今は普通に服があるじゃないですか…それなのに…それなのに!!
(その格好のどこが可笑しいと云うのですか?)
「ああ~~~これ以上変なメタい話を持ってこないで!! 頭が壊れる…!!」
何だか、ナルカミさんの声まで聞こえて来ていよいよ恥ずかしさで幻聴が聞こえて来たのかと、頭を抱えていると…チロさんがひとしきり笑ってスッキリしたようで、改まってこちらに向き合い、依頼内容を話してくれた…
――――この街は少し前にトラブルを抱えた事があってね…それで一度、人間と猫との間に溝が出来た事があってね…
「トラブル?」
本当なら目的地である猫の集会場に向かう道すがら話すつもりだったようだが、ボクが恥ずかしくて表通りを歩けない! という事で、路地裏をこそこそと歩きながらの会話…
――――話すと長くなるんだけどね…そのトラブルで両者の間に埋めきれない溝と、人間側はこちらに対して大きな貸しを作ったと…思い込んだみたいね。今になってその溝を埋めようと距離を詰めようと人間側だけ『だけ』が頑張ってるみたいなの…
「はあ…そうなのですか?」
それの何が悪いのか? と思わなくもないが、恐らく問題なのだろう…うん。恥ずかしさで半分話を聴いていないとかは絶対にないはずである…(-_-;)
――――ただ、それってさ…猫からすれば有難迷惑なのよね…昨日までこちらを虐めて来た相手が翌日にはにこやかに笑いかけて来ても警戒するでしょ?
「警戒というか…うん、普通は会いたくないですよね…」
いじめっ子と仲良くしたい人なんて普通はいない筈である……もしかしたら、マゾっ気のある人はそうでもないかも知れないが…ボクはマゾじゃないしな~
「あなた…ずっとモゾモゾしてるわね?」
「いえ…今回の衣裳変化は前よりも毛が長くて、鬱陶しいんですよ~~」
フワフワした毛並みが鬱陶しくて、体を動かす度に肌を擦れていく…何だろうな…この感覚は…猫は皆こんな思いしているのか?
――――まあこれは私のせいなんだけどね…本当に色々あって、この街では今は妙に~愛猫家が多くてね…! 困っちゃうのよ…ほんと…はああ~
「一体何をため息吐いてるんですか?」
その時、初めてチロさんの横顔に陰りが見えた気がした。そう何かを後悔するような寂しげな眼差しを浮かべていたのだ…
――――どう足掻いても、過去は変えられないなって…思ってさ…
「???」
それは本当に一瞬で、何か大切なモノでも失ったような…そんな面持ちをしていた…
初対面でいきなり蹴りをかますような猫だが、もしかしたら、誰にも言えないような過去があるのかも…
…………
…………………
「状況は分かりました。それでボクに何を依頼したいんですか? 依頼主である巫女さんとも出会っていませんし…」
――――アデリナなら、向こうで待ってるわ…依頼は簡単よ。その格好で両者に会って、互いの意志の齟齬をなくして欲しいの…
「それって何の罰ゲームですか?」
羞恥プレイですか? それって、羞恥プレイですか!? と下を歩く白猫に強い視線を向けるが、彼女は大まじめな顔のまま、話を続けてくれる…(-_-;)
――――当面はその格好で人間に拒絶感を持ってる奴らと接触して、彼らの心根を変えて欲しいの…これは、人間であり、神であるあなたにしか頼めないの…
「神である事が条件なのは?」
――――私が神であり、喋れる猫である事を知っている人は少数だからね……同じ神であるあなたになら、全てを話せる。あと、巫女であるアデリナはすでに猫たちと打ち解けていて、その彼女が話をしても、何の成果もあげれなくてね…
「なるほど…でも、それだけなのかな?」
――――あとはもう、その格好が決め手だったわね! リンから聞いてからもう、この子しかいない! って、思っちゃったのよね~~!!
「結局はこれが理由か~~~~!!!」
思いっきりぶちまけてくれた理由に、絶叫を上げてしまう…
「私としては、その格好で新しい仕事を呼び込んだのだから、もう嬉しくて仕方ないわね~懐事情としては…」
「嬉しくない~~~~!!!」
もうちょい後で書き足そうかなと思いますが、今は頭がぼわ~っとしてて無理…(-_-;)




