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東風と太陽~神話?はこうして創られる~  作者: 三神 凜緒
第二章 白妙(しろたへ)のネコは気位が高い
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話を進めて、疑問符が浮かばない作品はない…汗

太「ずっと疑問だったんだけどさ…この小説の更新速度上がらないの?」

伝「あがる筈なんだけどね~書き方を忘れてるんだもの。仕方ない!」

太「まあ…リハビリみたいに書いてますものね~ただストーリー自体は出来てるんですよね」

伝「これの次の話は?」

火「私の視点から始まるわ」

二人「誰だ!? って、まだ出てくるな~~~ 汗」

火「ふふふふ…」


「ふと疑問なのだが…」

「疑問符から始まるのが、ブーム何ですか?」

「何のことだ?」

「いえ…何か分からないんですが、つい…あれ?」

重い…とても重い口調で、コチさんが口を開くのが分かった。怪我人の介抱も終わり、一段落付いたコチさんが、こちらに近づき、こちらの様子を窺っている

「ぜえ…はあ…ぜえ…はあ…何ですか…?」

何を言いたいのかは分かるが、あえて知らぬふりをしながら、黙々と作業を続ける。

しばらくは何も言わずに、彼はこちらを見ていたが、やがて口を開き喋りだす

「……お前はもしかして…不器用ッ子なのか?」

「仕方ないじゃないですか! こういった作業したことないんですから!」

船の中に誰かがいるかも知れない…と思い必死に船底をひっぺがそうとして30分。未だに板の一枚もめくれてなかった。

「やはり、ものぐさせずにオノとか入れとけば良かったかな~」

「何でないんですか?」

「棺桶で寝てる奴がなんでも切り刻んでくれるからな…」

「そりゃそうかも知れませんが、その全自動切り刻み機が動ける(活動)出来るのが夜間だけなのを完全に失念してますよね!? あと船の上では刃物を扱えないから持ち込んでないという設定はどうしたの!」

「そんなの前の投稿から一週間以上したら、設定も変わったりするに決まってるだろ?……うん、冗談冗談♪ 冗談だから、その棒をこちらに振り下ろすのを思いとどまってくれ…」

冗談と堕落で出来てるような男に一瞬、この30分の苦労を思い殺意が芽生えたが直前に思いとどまり、そこで寝転がってる怪我人に同行者がいないか訊ねれないか、考えだす。

「その人なんか、言ったりしないんですか?」

「さっき眼球を覗いたら、完璧に目が上の空だな~。しばらく起きないのは確認したし。…誰も見ていないなら、少し力を使うか…」

「力…ってああ神の力ですか?」

「そそ」

「やるなら最初からやってくださいよ~~~」

「いやだから、忘れてるかも知れんが、一般人の前で神の力を出すわけにはいかんのだから」

気を失ってた人を見ると、何故か目隠しのようにタオルを顔に敷いていた。はたから見ると死人にしか見えん…

軽い口調と共に指先に見えない風の刃?を作り出すのを感じる。その絶妙な力加減に絶句していると、コチさんは軽くナイフで肉を切るような感じで、舟板を音も無く切り出していく。

「器用ですね…相変わらず…」

「そうでもないぞ? 俺よりも器用な奴なんてごまんといるさ。板外れるから取り外してくれ」

いや、他の神なんて数えるほどしか知りませんって言いそうになり、この前出会った雷神を思い出す…彼女ならもっとうまくやるのかな?

「よし取れた…っと、どれどれ…」

切り取った船底から中を覗くと真っ暗だった…が、ソフィアさんからカンテラを受け取り、そっと中を覗くコチさん…

「誰かいるな…子供かな? 胸が上下してるが意識はないか…」

「えっえっ…どこですか?」

太陽神になってからというモノ、夜目がまったく効かないという障害がある…

こちらが訳の分からない内に、中に入り込んだ彼は、寝袋?にくるまれてるモノを持ち上げると、船外に出てきた。

「頭とか打ってなければいいが…後で専門家に見せるか」

ぐったりとしていて意識がない。子供…男の子かな?を心配そうに覗きながら、ソフィアさんに子供を預け、コチさんは最初に救助した男の人を抱きかかえ、自分の船へと運んで行った。

「次に行く街に医者でもいるんですか?」

「いや…これから仕事で会う予定の神様に治してもらうよ…火の神様なんだがな。彼女ならどんな怪我も治せるはずだ」

「ええっ? それも神の力ですか」

治癒能力のある神様…出来れば見てみたいと思ったのだが…相手は火の神様? イマイチ、合致しない単語だなと首を傾げる。

「そうなのよね~。意外だよな~。俺も意外だ」

「この人自分で言っちゃってるよ…」


――――

――――――――

その日も病院には途切れる事なくお客が来ていた。最近ネコからの襲撃を受けて引っ掻き傷を負っている人間が多くなっていた。

それ自体は大した傷ではないのだが、野良ネコの爪なので感染症などの疑いもあり、化膿して腫れあがる可能性が高く、手抜きで傷薬塗って終わりという状況ではなかった。

「やれやれ…一体いつからここは猫関係専用の病院になったんだ…まったく」

実は隠れて、裏口からは、野良ネコたちが治療してほしいと来ていたりするのだが、それは表の人間たちには内緒だった。面倒事にしかならない。

どっちも大した報酬にもならないが、殆ど趣味みたいなもの。感染症にならないように消毒、抵抗力をつける薬を与えてるが、この争いの果てに何があるのか…

「おい相棒…お前さんの力で何とかならないか? …あれ? どこいったんだ。あいつ」

先程まで傍で寝転がっていた相棒がいない…どこに行ったのかと首を回していると、少しだけ開いた窓から風が吹いているだけだった…

「あいつ…またどっかエサでも貰いにいったのかな? それとも…」

待ち望んでいたお客さんでも来たのかな? この混沌とした争いを鎮めてくれる…

「新しい神様か~どんな人なんだろ…」


もうちょい、何とかしないとなと思いながら、今もアニメ見ながら書いてます。

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