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東風と太陽~神話?はこうして創られる~  作者: 三神 凜緒
第二章 白妙(しろたへ)のネコは気位が高い
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後で色々と思い出す

?「皆、交通事故って体験したことある?」

?「何ですか? いきなり…交通事故? そりゃ…ない事はないですね…お・か・げ・さまで!」

?「はははは…なんか色々と積年の想いがありそうなセリフね」

?「そういう訳じゃないですけど~~、危険な事が沢山ありすぎて…汗」

?「二人とも、船にはよく乗ってるからね~」

?「いえ、それもあるんですが、巫女さんが運転荒いんですよ」

?「スピード狂なの?」

?「いえ…そうではないんですがね…ライン取りがきわどく…いつもドキドキですって…どうして私たちの名前全部?なんですか!?」

?「そりゃ仕方ないでしょ~。作者が久しぶりすぎて名前忘れちゃったんですから~、次回までには復習するそうよ~」

?「うわ~汗」


船酔いとは何とも面倒な病気だと思う人はいるだろう。とくに三半規管が発達している生物ほど酔いやすいとか聞いた事がある。

陸の上の船がものすごい速さで砂煙上げて突き進む姿は、慣れていなければ見る者を絶句させてしまうだろう。

幸運な事にボクは…太陽神であり最高神であるアマノは、船酔いに悩まされる事なく、風神が駆る船の上で惰眠をむさぼ…ろうとしたのだが、そうもいかない事情が発生してしまった。



「あれは……事故船かな…? 誰が操縦してたんだか…」

「事故っ!」

激しい揺れの中、うつらうつらとしていたら、コチの言葉で飛び起きる。そのまま寝ている他2名をまたぎながら前方へと顔を出すと、確かに急カーブの所で岩に激突してぺしゃんこになっていた小舟を発見した。

コチはそのままマストを斜めにし、風の道から船を外すと慣性の法則のまま動きやがて停止。船が動かなくなった違和感で、やっとソフィアさんが目を覚まし、もう一人の大食い巫女はまだ棺桶で眠っていた…汗

「ふわ~~~ああ…もう着いたの? それにしてはまだアマノ(太陽)が天高く浮かんでるわね」

「相変わらずマイペースな姉妹ですね…汗」

この二人に対しては、色々と理解するのが大変なんだと思っている…きっと、世界がひっくり帰ってもマイペースを貫くのではないかと思う。

「事故らしい…単純にカーブを曲がり切れなかったのが原因みたいだ。中の人間を救助するから手伝ってくれないか?」

「ふあ~~~あ…あらあら…中の人重症じゃないとイイのだけどね…大丈夫かしら?」

「あくびしながら言う事ですか!?」

何とも緊張感のない…事故現場でもスローペースな…度胸が据わってるという事なのか!

「いや…それもあるんだがな…あれ輸送船だな…船首がキツネの場合は大抵……汗」

「輸送船? それが何か問題でも?」

痛ましいのか、悩ましいのかわからない顔をしながら、コチは壊れた船に近づき、その残骸を手で除けながら、外に放り出されている男の人に近づき、太い腕を持ち上げ脈を測り始めた

「この道は高速だからな。ベテランが操舵している場合が殆どだ。だから積み荷もかなり高価な物が多い…運送業をしていた身としては、その被害額を想像するとね…汗」

「つまりは職業病なんですね…」

脈が正常に動いているのを確認したのか、コチはほっと一息を吐き、他の外傷。特に頭部の辺りを詳しく見ていた。

「たんこぶも無いから、上手く受け身を取ったんだな。良かった…頭にダメージがある場合体を動かせない時があるから。ソフィア、救急箱を…って、早いね」

のんびりとしていたかと思ったら、手早く救急箱を持ってきてくれたソフィアさん、どうもその男の人は他の外傷として、右手を骨折したらしく、他にも擦り傷が複数。簡単な添え木を持ってきて、腕を固定すると、三角巾で首から吊るすように。傷口には水を振りかけ、洗い上げると鈴マークの怪しげ?な薬を塗り込み、ガーゼを貼っていく。

「随分と二人とも手馴れてますね…」

「そりゃな。昔は毎日のように事故があったもの、いい加減慣れるし。船乗りは相互扶助が基本だからな。助けて、助けられてがモットー」

「まあ…あたしはコチが事故った所を見た事が無いけどね~」

「はっはっはっは…アマノ。他に誰か怪我人がいないか確認してくてくれないか? 船外にはいないようだが、もしかしたら交代要員の人が船内で休んでいたかも知れない…」

「あっ…!! すみません確認します!!」

手持ちぶたさで、どうしようか悩んでいたら、そういえばやる事があるのか!と改める

「とは言えな~~汗」

大きな岩にぶつかり。ぺちゃんこになってしまった船が一艘、出火するようなモノが入ってなかったのか火は上がってない…が、中から声が聞こえる訳でもなく、ただどうやって中を確認しようか悩むだけだったりする…

「転がってるから中も横倒しだろうし、荷物はカーブのしやすさを考えると前方にあるよね…船室は後方かな…まあどの道、船底に穴でも空けれれば…オノとかそんな道具あるっけ…」

「グラグラ激しく揺れてる船内に刃物なんて持ち込まないわよ。怪我の元だからね。まあ船底が歪んで隙間があるでしょ。そこにあなたの神器を差し込んでめくりあげてみたら?」

神器を差し込む…まあ出来なくはないのかな? ギリギリ隙間に入りそうなぐらいには歪んでいる船体。

「バールの代わりですか…まあ、これなら折れる心配もありませんし、楽と言えば楽なのかな?」

問題は板を引っぺがす事が出来るぐらい、自分に腕力があるかどうかだ!

「しかし、この人何で事故ったんでしょう? ベテランさんなんですよね?」

猿も木から落ちるという奴だろうか? と首を傾げながら船底の板を剥がしていると…

「ああ、それは確かだよ。この人の掌に出来てるタコを見るに、普段からマストを引っ張る縄を握っていたのが分かるよ。職人の手という奴だな」

気を失った筋肉ムキムキの男。その体格からもしかしてとは思ってきたが、そういった部分で判断しているんだなと、改めて思った。そういえばコチさんも、あの姉妹もそれぞれが掌に別のタコを作っていた気がする…

「そうなんですか? それじゃあ…どうして…急病でしょうか?」

操縦中に病気が発症し、事故を引き起こした…よくある話だ

「それか…積み荷の重量がいきなり増減して加減を間違えたかのどっちかだな~」

「積み荷?」

「直前まで積み込んであった荷物と重量に差がありすぎると、たまにこうやって事故ったりするのよ…まあそれも、本当に稀になんだけどね…」

というか、こんな事が頻繁にあったら商売あがったりだとか、小さく呟いていたようだが…細かい所までは聞こえなかったが、コチさんの軽い口調とは裏腹にとても気が滅入ってるのが伝わっていた。表情には出さないが、恐らくソフィアさんも…



―――――――――――

「そういえば…随分前で忘れちゃいましたが、依頼の内容ってなんでしたっけ?」

「随分前って…あんた昨日の話でしょうが!? 忘れちゃったの?」

「えっ? ああ…すみません…どうしてでしょうね…汗 なんか数年経ってる気がしちゃって…」

ちなみに、これを呟いている段階では、アマノは依頼内容を忘れていたりする!

「いや…忘れているのは、作者では?」

書きながら、人名というのは思い出すもので、とにかく体の調子を見ながら書いていこうかと思います。あと、短編も久しぶりに書くので良ければお願いします。

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