機械仕掛けの白竜
R.A(Reinforced armour)
《名》 軍事兵器。強化鎧装の略。
プラーナジェネレーターを搭載した全
長6〜10mの人型ロボット。
プラーナジェネレーター
《名》 空気中の窒素とプラーナ粒子を反応さ
せることで爆発的なエネルギーを得る
新型のジェネレーター。
01
その日、世界の戦争は様相を変えた。
既存の兵器のほとんを置き去りにした兵器が現れたのだ。新型の長距離ミサイル、ドローン兵器、ウイルス、どれでもない。
血と硝煙が彩る戦場に君臨したのは強化鎧装R.A(Reinforced armour)と称される人型の巨大ロボットだった。
それは、強力かつ幅広い種の携行火器を幾つも持ち、山岳を軽々と超え、平地を圧巻のスピードで駆け抜け、海を走り、大空を飛んでみせた。
戦場の主役は、鋼鉄の巨人とそれを操るパイロットや傭兵達へと移り変わっていった。
02
『クソっ...この傭われが...』
《作戦目標を達成しました、速やかに帰投してください。》
死に際の怨嗟と共に、低い男の声を模したAIの音声がコクピットブロックに響いた。眼前のモニターには、荒涼に立つ拠点の中、まだ燃えるR.Aの骸が横たわっている。コクピットが穴だらけになって、先程まで人間だった肉片と血の混合物がだらりと垂れ下がっていた。
その様子を一瞥し、傭兵は今日の報酬金から機体の修理費と弾薬代を引いた金額を概算し、溜息をつきつつ機体の踵を返した。R.A1機に戦車3両に戦闘ヘリ5機に歩兵が何十人か、それらを相手にして得られる金は雀の涙ほどだった、割に合わない仕事だ、依頼主に文句を言ってやらねば。武装ゲリラの掃討だと言うのに、随分と豪華な装備をつけていたものだ、きっとどこかの軍事企業がスポンサーについていたのだろう。後方には帰還用の輸送ヘリが待機している。さっさと帰ってとりあえず一眠りしたい。
人型機動兵器、強化外装を駆る傭兵と言ってしまえば人聞きはいいが...実際はこんなものだ。依頼を受け、金を工面しなんとか生活するひもじい職業...。それは上位ランクになっても変わらなかった。
いつもの光景だった、あんな事が起こるまでは。
R.A、“ホワイト・ドラゴン”が一歩を踏み出したその時、空の彼方から一条の光が刺す。時刻は21:12、あり得ない光景だった。そして次の瞬間ホワイト・ドラゴンは姿を消した。
まるで最初からそこにいなかったように。
03
“この世界”では、魔族と人間の戦争が始まり10年余り経っていた。彼女が暮らす村はそんな苦境の中でも平和を保っている数少ない場所のひとつだった、つい先程までは。
きっかけは村を守る結界の継ぎ目が、連日の悪天候により壊れてしまった事にある。そこからは一瞬だった。魔物の群れが結界を破り侵入、生まれ育ったこの村はこの世の地獄と化した。勇敢にも立ち向かった兵士達は真っ先に餌となった。母は生きたままスライムに溶かされ死んだ、父はオークに頭を潰されて死んだ仲の良かった友人は手足を折られゴブリン共の孕み袋だ。怒号と悲鳴が混ざり、断末魔を奏でる。それが今、村中で起きているのだ。
しかし、幸運な事に自分はまだ無事である。手足は動く、考える頭もある、体だって少し打ち身をしたくらいだ、こんなのは怪我にもならない。
逃げてしまおうか、最初はそう思った。なに、もう村民は誰も生きてはいないのだ、こんな場所見限って自分のために逃げたって誰も文句は言わないさ。だがそうしなかった。
彼女は召喚士だった。類稀なる魔力を持ち、天賦の才を埋めるほどの努力を重ね、そうしてやっと召喚術を修めた少女だったのだ。しかし彼女はヒョッ子である、そんな人間がいくら頑張っても呼び出せるものなどたかが知れていた。
しかしそれは諦める理由にはならない。彼女は、勝てる勝てないじゃなく、今ここで全力をもって立ち向かわなければならない。それが力を持つものの役目であり矜持であった。それに、やるだけやって死んだなら、きっと後悔なんてしないはずだから。
彼女は、ラーサはそう言い聞かせて、一心不乱にチョークを持つ右手を動かし続ける。
動け、動け、動け。念仏のように唱え続ける。
やがて足元に巨大な魔法陣が描き上がった。そして呪文を唱える。召喚するのは“ホワイト・ドラゴン”、聖龍の1体に数えられるそれは、この状況をどうにかできる逆転の一手だった。召喚さえできればどんな絶望すらかき消すとまで言われる程の召喚獣だ、召喚さえできれば。
保証はなかった、本来ならば王都の精鋭達が全員揃ってようやく召喚可能な存在なのだ。ただの新米召喚士であるラーサの呼び声に聖龍が応えてくれるなど、夢のまた夢だった...。諦観が思考を支配していく。
詠唱を終えた時、魔法陣から光が溢れた。それは天へと昇る一筋の光の柱となり、召喚獣を呼び出す。
光の中から徐々にその巨体が姿を現す。頑強な足、多面体が繋がった翼、強靭な腕、緑の瞳を宿す顔、曲線と直線が織り合わさった白い体躯────。
それはどこからどう見ても、翼の生えたゴーレムだった。
03
失敗した。
まず最初に、私の頭はそれに埋め尽くされた。落胆と絶望が影を落とす。
私が召喚したこの召喚獣はどう見てもドラゴンではなかったから。どう見繕ってもゴーレムにしか見えない、いやしかしゴーレムだとしてもこの巨大だ、一度大暴れすればこんな魔物の群れなど一網打尽にできてしまうだろう。ささやかな希望、しかしそれもすぐさま潰える。眼前のゴーレムから全く魔力を感じないのだ。
それはこの大仰な巨人がただの置き物である事を示している。
「ああ、終わった...」
魔物たちが私目掛けて動き始めた、1番近くにいるのはブッチャーベアという熊型の魔物だ、私食われて死ぬのか。
こんな置き物召喚して私の人生終わり...!いいんだ、どんな結果であれ全力でやったのだから。全身全霊をもって打ち込んだのだから、これが結果だと受け入れるしかない。いつの間にかギュッと目を閉じていた。
ブッチャーベアが迫る、人間の数倍はあろう体躯、そこから繰り出される刃物のような爪が生え揃った強靭な前足の一撃により、私は呆気なく肉塊に────ならなかった。
ふおぉぉぉぉぉん...
ばおっ ばおっ ばおっ
んんんんんんんんぅぅぅぅぅううううう...
ゴーレムから聞いたことのない唸りのような音が私の耳に届いた。
次の瞬間である、ブッチャーベアの一撃よりも早く轟音が響いた。耳をつんざくとてつもない音だ。
恐る恐る目を開けると、そこにブッチャーベアの姿はなかった、ただ巨大な穴ボコが空いている。
「え...動いてる」
驚愕した。
私を救ったのは何者でもない、召喚したゴーレムの置き物だった。それはあろうことか、魔力もないのに動き、魔物を殺した。何やら右手に巨大な筒を持っている。
ゴーレムは私を一瞥すると、迫る魔物たちを睥睨する。多面体の翼が開いた、内側には右手に抱えた筒と似たようなものと巨大な剣が何振りか、ゴーレムは剣を取り出すと縦横無尽にそれを振るった。一撃のうちに魔物が斬り捨てられる、ゴブリンやスライムたちは瞬く間に剣のシミとなる、オークやトロールは大筒の一撃で消し飛んだ。
家々を破壊し、魔物を殺し尽くし、その白い体を血で赤く染め、ようやくゴーレムは停止した。
私の前で跪くそれを見て、私はようやく自分がいったい何を召喚してしまったのかについて考えを巡らせた。
話に聞く西の王国の自律人形というものだろうか、しかしそれは魔力結晶で動くものだと聞く、魔力を感じないこのゴーレム?とは違う。しかし魔物でもない、当然龍なわけがない。目の前に跪く巨人に対して、今まで身につけた常識や知識が一切通じない。
ばしゅう、と音がした。ゴーレムの胸の辺りが開く、私は肩を跳ね上げゆっくりとその中を見た。何やら、光る壁に囲まれた椅子があり、誰かが座っているようだった。誰かが立ち上がって這い出てくる、見たことのない黒色の服に赤色のバンダナ、ザンバラに切られた焼けこげたような黒髪、感情の起伏のない双眸。そこにいたのは1人の男だった。
「────、────。────?────...」
彼は理解不能な言語を話した、話の調子から敵意は無いことはわかった。
そして私は自分が異世界の存在を召喚してしまった事を理解した。
04
光に包まれたあと、俺の、風祭 ダイゴの目に飛び込んできたのは理解し難い光景だった。
炎に包まれた村、そこを跋扈する異形のものども、子供の頃アニメや漫画で見たような化け物たちが村民を蹂躙しているのだ。
なんだ...これは...さっきまで敵ゲリラの拠点にいたはずだ。こんな森の中の村じゃない。化け物どももいなかったはずだ。
「ディー、現在位置は」
《現在位置を検索、マップに該当なし。完全に未開の土地です》
「なんだと?そんなことがあるか、じゃあそこらじゅうをのさばっている化け物どもはなんだ」
《検索中...一致する動物はデータベースに該当なし、未知の生命体です》
「そんな...そんなバカな...」
事態は混乱を極める一方だった、しかし人を襲う化け物がウロウロしている状況で深く考えている暇はない、こいつらを殲滅する方が先だろう。こんなんじゃこの狭いコクピットから出られない。
「とにかくあの化け物どもを殲滅するぞ、どこぞの企業が隠し持っていた生物兵器かもしれん、街に降りたらとんでもない被害だ。ディー、あいつらをエネミーとして認定、コンバットモードアクティブ、モード2、トリガーロック解除、ウェポンバインダー03、04展開」
《警告、機体後方に生存者を一名確認、ミサイルでは巻き込みます》
言われて機体後方の映像を確認する、確かに少女が一人座り込んでいた。
「そういうのは先に言え」
《聞かれなかったものですから》
「はぁ...モード1に変更、バインダーは01と02を使う」
背中に接続されたフレキシブル・ウェポンバインダーが開く、中には様々な火器が満載されている、01と02には近接用の兵装、散弾砲にヴァイブロブレードが入っていた。散弾砲を使うのは少々危ぶまれたが、まぁ、あの少女が下手に動かなければ心配はないだろう。
機体のプラーナジェネレーターが動き出す、戦闘出力まで一気に上がり、画面にcombat mode active mode1の文字が表示された。
まずは目先のクマ型の化け物を散弾砲で消し飛ばす、後続するブタの顔をした人型を散弾砲を喰らわせ、群がる粘液型と小人型をブレードで叩き潰す。よし、ちゃんと死んでくれる、こちらの武器が通じるなら戦える。それに相手から考え無しに突っ込んで来る分通常戦闘よりも幾分か楽だった。
戦闘機動を取ったホワイト・ドラゴンは次から次へと敵を粉砕していった。多様性に富む化け物達を血と肉の混合物へと変えていく、地を走り、空を飛び、R.Aという機動兵器の持つ能力を十全に発揮し、ものの数分で化け物の討伐を完了したのだった。
《周囲に敵性体の反応無し》
「ディー、機体チェック。ハッチを開けろ、彼女を保護する」
《ラージャ》
ハッチが解放されると、まず鼻が曲がりそうなほどの悪臭が漂ってきた。粘性のあるような空気が、でろりと俺の周囲を満たしていく感覚は何度か経験済みだが、やはり慣れない。そしてその中に、彼女はいた。
夜明け色の髪に星を散りばめたような瞳、血とススに塗れすっかりボロくなったローブを纏い、先端に宝石が嵌め込まれた杖を今にも落としそうな少女。少女の髪が風に揺れる、額には円形の傷跡があった。俺はそれを見てハッとした、とても見覚えのある傷だったからだ。銃創だ、それにあの位置は...。
「ファラ────」
因縁あるその名を俺は呟いた。
かつて殺した少女の名を。
05
いつまでも黙っているわけにもいかないと思い、俺はようやく口を開く。
「周囲の安全確保のため、敵性体の排除を優先した。怪我はないか?どうやらここの人間のようだが...」
「────!────...────」
「...何語だ?ディー、音紋解析」
《解析中...データベースに該当する言語はありません》
やはりか、しかし妙な場所だとは思ったが言葉すら通じないとはどうしたものか。
少女はまだ何か喋っている、片手に首輪を持ち、これをつけろというジェスチャーをした。
俺は訝しげにそれを手に取りまじまじと眺める。見てくれは普通の首輪だが、裏面に記号の羅列がある。一定の間隔で似たような記号が頻出していることから文字なのだろうか...しかしこんな文字は俺は知らない、ディーに解析させてもいいが徒労に終わるだろう。少し悩んで、結局首輪をつけることにした。怪しさはあったが、少女の様子から見てこの状況の打開策に繋がるような気がしたからだ。恐る恐る首輪をつける、パチリと金具を留めると、俺は激しい頭痛に襲われた。
「うっ...が...ぁあっ⁈」
脳内に情報が流れ込んでくる、一斉にいくつもの声が頭の中で反芻する。立っているのがやっとというほどの激しい頭痛に俺は悶える、意識が途切れる寸前でナイフを抜き、言葉が通じないことすら忘れ、彼女を押し倒した。
「俺に何をした!何を俺につけさせた!言え!」
「わー!わー!待って待って!言葉わかるようにするやつだから痛いことしないで!私は敵じゃないからやめてぇーっ!」
「っ!?」
彼女の言葉が鮮明に聞き取れる、それどころか理解できる、それに彼女も俺の言葉を理解している。俺の記憶が確かならばこんな人智を超えた翻訳機は存在しないはずだ。それにさっき起こった情報の奔流から察するに...。
「この首輪が俺にこの言語を理解させたというのか?信じられん...どんな技術だ」
「...魔法だけど」
「魔法?」
「あなたのつけたそれは従属の首輪、召喚獣に人間の言葉を理解させ操るための魔法が刻み込まれたもの...」
「なんだと?馬鹿馬鹿しい、魔法だの召喚獣だのと、漫画やアニメじゃないんだぞ。じゃあ何か、あの化け物どもは魔物だとでも吐かすのか、君は」
「うん、て言うかマンガ?アニメ?ってなに?」
とことん話が噛み合わん、文化体系が違うとしか思えない。
「なにがどうなっているんだ...!」
「嘆きたいのはこっちなんですケド...ホワイトドラゴンを召喚したはずなのに出てくるのは変なゴーレムだし、魔力のない人が中から出てくるし」
「...ゴーレムにドラゴンか、はん」
R.Aを知らないのか?それに魔力に魔法に魔物。どうやら違うのは文化体系だけではないようだ、彼女の発言と俺が見たものを総合すると、ここは俺がいた世界とは別の世界かもしれんな...突拍子もない話だが。
「とにかく敵意がないことは理解した、先の非礼は謝罪する、すまなかった。俺は風祭 ダイゴ、ダイゴでいい。君はなんという」
「私ラーサ、召喚士のラーサ。ダイゴ、早速で悪いんだけどさ」
「なんだ」
「どいて?」
「すまない」
俺はここでようやく、馬乗りになって彼女を拘束していることに気づいた。
06
男はダイゴと名乗った。彼は自身が傭兵であること、あのゴーレムのこと、光に包まれて気づいたらここにいたこと。
私もできる限り私とこの世界のことを説明した、魔物に魔法に、そして人類根絶を目論む魔王のこと。この世界が危機に瀕していることを。魔物達を倒すためにドラゴンを召喚しようとしたらダイゴを呼び出したこと。
「まるでファンタジーRPGだ、まさかこの身をもって創作物の中にしかなかった世界を体感することになるとは」
彼は世に言う異世界人だった、言葉が通じないのもこの世界のことを何も知らないのも、彼が違う世界から来たからだった。
と言うことは私は召喚獣を呼び出したつもりが別の世界の人間を呼び出してしまったことになる。
ここで「私ってすごい、えへん」とはならない、異世界からの召喚だなんて国家の一大プロジェクトだ。それこそ超常の存在、神の力あってこそ成功する儀式、田舎の新米召喚士がこなしていいものではない。一体なぜこんな事が起こったのか、考えをあれこれ巡らせたが結論は出ず、今は彼のお陰で命が助かったということを享受する他なかった。
「それで、君はこれからどうするつもりだ?いつまでもここに留まるわけにはいかないだろう、結界とやらが破られているならば安全ではないはずだ」
「村のみんなを埋葬したら王都に行こうと思ってるの、今日のこと知らせないといけないし。本当なら派遣されてる衛兵の役目なんだけどみんな死んじゃったから」
言いながら私は辺りを見回す、村中の瓦礫と死体の混合物がずっと嫌な臭いを発していた。それが私にみんな死んでしまったという事実を突きつけた。
「そういうダイゴは?どうするの?」
「君に引っ付いて行くしかないだろうな、俺の世界への帰還の手段はないのだろう?」
「うん...」
私の知る限りではこっちの世界に持ってくる魔法はあれど、向こうに送り返す魔法はない。持ってくる魔法を生み出した大魔導士が必要ないと考え作らなかったから。
「でも、王都は魔法の研究が盛んだから、王室付きの魔法使い達に頼めばダイゴが元の世界に帰る手段がわかるかも」
「だったら尚更君と行動しなければな、ここから王都とやらまではどのくらいかかる」
「北にずっと歩いて丸一日とか...馬車があればもっと速いけど」
「ほう。ディー、ここから北に何か巨大な建造物は見えるか」
《──、────────。────》
「うわぁ喋った⁈」
彼が声を上げると今まで物言わぬ骸だったゴーレムから声が響いた、異世界語だったからなんて言ってるかはわかんなかったけど...。
「ホワイト・ドラゴンに搭載されているAIだ、言語を介してコミュニケーションを取ることもできる...と言ってもわからんか」
「行動は早い方がいい、君も乗れ、コイツならほんの1、2時間程度で王都まで行ける。報酬金は...そうだな、この世界で1番価値の高い貨幣、それを2千万枚ほど貰おう」
ビッと人差し指と中指を立てて彼は言った。
「はぁ?!」
大金貨2千万枚?!そんなんほぼ国家予算じゃん!
「そもそも俺は傭兵だ、金が無ければ動かん。それに君の身勝手でここに呼び出され、君を助ける為に戦闘し、そして帰れないときた。それに関する弾薬費と慰謝料くらい払っていただきたいものだな」
「うぐ...」
「安心しろ、俺は長く選ばれる傭兵として様々な決済方法に対応している。分割、一括、電子、先払い、後払い、エトセトラエトセトラ...」
「ぶ...分割でお願いします...」
「毎度あり」
こうして私は、村のみんなを手厚く弔った後、多額の出費と共に生まれ育った村を旅立つのだった。
続きません
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