序章〜全ての始まり〜 って、何で俺が異世界に!?
「ふむふむ、お主は不慮の事故で死亡、と…ならば好きな恩恵をひとつ選ぶことを許可してやろう。そちらの君は児童虐待?ならば儂が与えうる最大の恩恵を…」
なんだこのメスガキ。なんか急に目の前に現れたぞ。
「む、そなたは…?」
げ。やべ。なんか目が合っちゃった。気まず…
「・・・ふむ、どうやらそなたは前世で随分と良い死に方を迎えたようじゃな。悪いが、そういったものには来世で辛い宿業を背負わせることになっている。」
は?なんだ唐突に…
「なんだと…?」
『ではな、さらばじゃ!』
「うわああああああ!」
俺は意識が奈落の底に落ちる感覚と共に、深い眠りへと沈んでいった…
いや!マジでなんなんだよ!いきなりすぎるだろ!
俺の名前は後藤 傑 (ごとう すぐる)。
ついさっき幸せな死に様を迎えたばかりのジジイだ。
いや、ついさっき家族に囲まれて幸せに死んだ…はずなのだが…
どうやら異世界?とやらに転生してしまったらしい。
あのロリババア…勝手なことしやがって…
まあ転生してしまったものはしょうがない。
今回の人生でも幸せな死に方ができるといいなー。ぐらいにこの時の俺は考えていたのだが、、、
現実はどうやら残酷らしい。
「おい小僧!喉が渇いたなら俺の小便を飲ませてやる!」
「フゴッ!?ごもももももももも」
「おら美味いか!?美味いならちゃんとお礼を言いやがれ!ギャハハハハハ!」
なぜこうなった。




