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ゆらり  作者: 中田ミツ
6/6

6話

お越しいただいてありがとうございます。

もうすぐ累計200アクセスです。

全く宣伝もしていないのに嬉しいものです。

お越しいただいてありがとうございます。

つたない文章で恐縮ではございますが

どうかお読み下さい。

「ありがとうございます!」

彼女は嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。

何だかんだでしばらく一緒に生活することになるのかもしれない。

あるいは近いうちに、出来れば今日中に警察に届けた方が良いかもしれない。

まだ頭の中には様々な選択肢がぐるぐると回っていた。


のろのろとご飯を食べているといつのまにか坂田めぐみは朝食を食べ終えていた。

「洗濯物とかありましたらやりますよ」

昨日までのボーっとした少女はどこへ行ってしまったのか。

今日はやけに元気だ。

元気は良いが問題は何も解決しない。

「大丈夫だよ。自分で出来る」

そうは言ったものの彼女はまくしたてる。

「どうせおいていただいている間はやることも無いですし家事ぐらいさせて下さい」

僕の元気が彼女に吸われてしまったようだ。



結局押し問答が面倒になり彼女に洗濯を任せることにした。

昼には出かけなければならない。

担当の編集が「取材」と称して遊びに連れて行ってくれるそうだ。

今までにも数度そういう機会があったが大抵はゲーセンかカラオケかで時間を潰し

最後は経費でご飯を食べる。

いわゆる不良担当だ。

下っ端にはなめられお局に怒られ僕はいったいどうしたら良いのだろうか?



「そろそろ出かけるけど留守番よろしくね。

帰りたくなったら置手紙でも書いて帰ってくれても構わないし外出も自由にして良いからね」

少し食休みを挟みゆっくり着替えて早めに家を出ることにした。

とにかく自分の家なのに居心地が悪いのだ。

坂田めぐみは「はい」と短い返事をして玄関先まで見送ってくれた。


さて、今日はどんな風に振り回されるのか…?

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