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3-1「午前」

10月23日


私は何時ものように学校について、隣の子達にも軽く挨拶をして自分の席に座る。

隣ではクラスメイトが元カノについてとか宿題についてとかいろいろ話しているが、そんなことより漫画が読みたい

「なー希、今日の一時限目なに?」

「えー、知らない。」

なんだよーとぶつぶついいつつ、携帯を出して確認している。最初からそうしろよ…

「あ、そうだ。お前ガチャ引かねーの?」

「なんのガチャだよw」

主語くらい言ってくれよ、と笑いながらいっていると、彼は私の目の前に自分の携帯を突き出した

「あれだよ、Iライブのやつ」

「あぁ…。山本君は引いたの?」

とりあえずアプリを起動させる。起動までの時間が少しもどかしい(し、正直に言えば面倒臭い)と思いつつ、隣で今か今かと待ち構えている奴がいるので、何度か画面を叩く

「引いたけど…。まあ、察してくれ。」

…あまり良くなかったようだ。あえて言おう、m9(^Д^)


___

一時間目は生物。はっきり言ってめんどくさいのでノートを書きつつ携帯を触る。校則違反だけどばれなければ問題ないよね!

「希…あんたまたやってるの?もうすぐテストだよ?」

隣のまゆみちゃん(通称まゆみん)が注意してくれた。ありがとう。けど…

「テストなんて知らない。捨てました。」

それにゲームの方が充実してるし、って言ったら正真正銘のクズだな、こいつ…とか言われたけど、気にしない。


___

二時間目は古典。移動が面倒である。この時間は携帯がさわれない。辛い。

特に単語テスト。あれマジイミワカンナイ。

「ねぇ、今日って単語テストあるかな?」

斜め後ろの古岡君にそれとなく聞いてみる。彼は別称紳士君。理由は優しいからだって、まゆみんが言ってた。

「ないだろ、多分w」

「ちょっ、多分てw」

「保島が言ってた」

「俺のせいかよ!」

私の前に居る保島君はこっちを向いて叫ぶ。うるさい。


先生が来て、開口一番

「はいじゃあ単語テストします。」

…古岡君許さない



___

三時間目は社会だった。私は暗記科目が嫌いなので、仕方なく授業を行う。寝ながらだけど。

隣のまゆみんは早々に寝た。よくばれないなー。あ、よだれ。

よく見るとみんなほとんど寝てるし…

私も寝るか。





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