第八話 打撃!鬼!!〜もう一つの顔〜
どこまでも、広がる地獄。
「はひぃ〜〜。あとどんだけぇ?」
「もうちょい。」
「実古がんばって!」
三人は、もう30分ぐらい歩いていた。
「あ!あそこ!」
優が叫んだ。
三人は、まず近よってみることにした。
監視室だから、小さな小屋みたいな物だった。
「窓から見てみる・・・。」
実古がひょっこり窓を覗いてみると・・・
「鬼!椅子。」
「どうぞ!!」
「茶。」
「はぃぃぃい!」
実古は、言葉を無くした。
「実古、どうだった?」
明人が聞く。
「・・・。大丈夫そうだったよ?ていうか、
快適そうっていうか・・・。」(ごにょごにょ)
「まっ元気ならいいんちゃう?」
「そうそう!」
「ということで・・・。」
「なら、まず俺が中へいってみる。」
明人がいった。
「無理なら援護へ行くよ。」
「OK!」
きぃぃぃ。
ドアを開けた。
『だれだっ・・・ってさっきのガキじゃん』
明人は、小さい剣を握って構えた。
鬼も構えた。
『はん!お前みたいなヘナチョコにこの女を
助けられっかよ!』
「・・・。」
相当悔しいらしい。
『お前の仲間はどうした?』
『逃げたんじゃね?ヘナチョコの仲間だしぃ。』
鬼は、言いたい放題。
『あの、ショートカットのぎゃあぎゃあうるさい女は
どこいった?』
どうやらこの鬼達は、百合花をさらったやつ
とは違うようだ。
「・・・。」
『やっぱ逃げたんだぁ〜〜!!』
ぶちぃ!!
「ふふふ。ずいぶんいいたい放題ですね。」
『『!!?』』
なにか様子がおかしい明人。
「さっきから、僕の仲間を馬鹿にしてくれまして。」
ぞくっ!
「お仕置きがしつようですね?」
『『!!!』』
すらっ
明人が小さい剣を出す。
「では。」
どすっ どすっ
明人は、鬼達の腹に一回ずつ剣を刺す。
しゅううううぅ
どうやら明人は、この剣は魂を浄化させる
物だと分かっていたようだ。
「おや・・・。終わりですか。」
********
「終わったよーー!」
「明人!百合花!無事だったんだ♪」
「よくやった。」
「ん?おっお前は!!」
百合花が叫ぶ。
「あ。この人は・・・。」
「優ーーー!?なんでここにいんの!!?」
「きちゃった。んーー百合花かわいい☆」
優・・・変態すか?
「知り合いなんだ・・・。」
「死ね!」
どし!
強い蹴りをいれた。
「あ・・・う・・てゆうかもうしんじゃってるよーな・・。」
「うっさい!!」
仲間が増えましたとさ。
〜キャラの伝言板〜
第三回 実古
「やほ〜い☆私のコーナー!」
明「でも、宣伝じゃん。」
「ぐぅ・・・。」
「まぁ説明するね。このコーナーは、
地獄アドのキャラに質問をするよー!」
明「質問がある方は、コメントに書いてくださ〜い!」
「このコーナーを使って、答えるよ!」
「じゃーねー!」