第三十四話 最後!
「えぇっと・・・オバサン、お相手よろしくお願いしますね?」
うっすらと笑みを浮かべた明人は片手に剣をにぎっている。
いっぽうキュウは、
「!?なんか風陰気かわった・・・ていうか、またオバサンって!」
少し驚いた様子でもどこか楽しそうなキュウ。
またバーズーカを構えて、引き金をひいた。
かちっ・・・かちっ・・・。
「はは、弾切れですか?」
明人はキュウに向けて、切りかかった。
・・・が、キュウは持っていた予備の銃で、剣を止めた。
「強くなってるなぁ、明人くん。」
――――実古と優は、少し意識があった。
(明人ぉ・・・。)
実古は、祈るように空を見つめていた。
優はずっと明人とキュウの戦いをみている。
「なぜキュウは無差別に人を地獄に落とすのですか?」
明人が問いかける。
「きまってるじゃん♪楽しいからよ。」
(楽しい!?)
明人の目が、カッと見開かれた。
明人はキュウの腹部を狙って、切りかかった。
・・・が、キュウが少しよけた事により、かすれる程度のダメージだった。
キュウも負けじと明人に銃をむける。
ばん!ばん!ばん!
明人は、よけるが下の岩につまずいて一弾横腹を貫通した。
最悪な事に、下は岩だったため砕けた石が明人の体に当たる。
「っ・・・!はは、頭から血が出てきましたよ。」
「大丈夫〜〜?ここは降参そた方がいいんじゃない?死ぬよ!」
キュウはまだまだ余裕だった。
すたすたとキュウは明人の近くまで寄って、明人の頭に銃をかざした。
「降参したら?」
「・・・。」
明人は黙り込む。
そして、明人は口を開いた。
「降参・・・。」
にやっとキュウが口元を上げた瞬間、
がっ!!明人はキュウの足を引っ掛けて、キュウのバランスを崩した。
「降参しませんよ!!!!」
どすっ!明人は、キュウの腹部を剣でさした。
この剣は、魂を浄化させるための物だから・・・。
「うっ・・・ま・・・まだ大丈夫よ!刺されたぐらいで!!」
「この剣は、魂を浄化させる為の物ですよ?もう終わりです。」
明人は剣をしまってから、
「天国でお会いできるといいですね。」
といった。
キュウは煙となってきえていった。
〜キャラの伝言板〜
作者「コメント、評価まってるよぉ〜!」
明人「まってまぁ〜す☆」
実古「そ・・それだけ?」