第二十九話 変な女の人が窓にいました。
さぁ大変。窓に変な人がへばり付いています。
「明人、見ちゃ駄目。ああいう大人になるんじゃ
ないよ。」
優はぽんぽんと明人の方をたたきながら
まじめにいってみた。
「分かった、ちゃんとした大人になる。」
ちょっと乗ってみた明人。
しかし今にも大爆笑しそうで口を手でおさえています。
「明人、あっちいってな。」
「はぁい。」
すると優が変な女の人のところまで行って、
「消えろ。」
といって女の人をベランダの窓からはがして
そこらへんに転がしました。
「ゆゆゆ優!?ソレはちょっと・・・
一応女の人だし・・・。」
すると、
「い・ち・お・ううぅうぅ〜〜!!?」
むっくり女の人が起き上がりました。
それにびびった明人は、
「わぁ・・・・き・・・綺麗ななな女の人だだねぇえ・・。」
声が震えてますよ?
「え、マジ!!?私綺麗???」
「明人、嘘つかなくってでいいぞ。」
「はぁ?ざけんな優。」
「え・・・?」
驚く優と明人。
「なんで・・・名前?」
優が女から一歩さがった。
「だって私鬼だもん。君達で遊びに来た。」
((刺客!!))
「でも今からじゃあないよ。明日のおたのしみ!」
すると優の顔つきが変わり、
「おい!俺達で遊ぶってどういうことだよ!!」
「じゃぁね☆」
しゅん・・・・・
「っ・・・あいつ!」
がん!!
優が手すりを殴る。
「あんれぇ〜?優、明人、どうしたの?そんなところで」
すると明人が
「さっきね・・・」
「明人!!!!」
一瞬優の顔つきがまた変わり、すぐにもどった。
「向こうでトランプしようぜ。」
「あ・・・うん・・・。」
****寝室****
「明人、さっきは怒鳴って悪かったな。」
「うぅん・・・どうしたの?」
優はすると、
「俺の・・・勘だがな、あいつすごくつよいぞ。」
「!!?」
「あんなやつに、百合花と実古を合わせられるわけが
ない。」
「どうするの・・・?」
「百合花と実古をここから遠ざける!!」
〜キャラの伝言板〜
優「伊奈さんってさ、瑠紀さんが考えてたんだってな。」
作者。「うん!そんな感じ。」
伊奈「瑠紀さんありがとぉ〜」
作者「伊奈がいなかったら、どうなってたか・・・。」
明人「うんうん。」
作者「じゃあね!」