第二十四話 決着つく!
とうとう針山地獄編も、終わり!!
+++実古・優方面+++
「よし!このドアを開ければいぃんだねぇ〜?」
実古ドアノブをつかむ。
「いくぞ!」
アホでたらしの優は待ちきれない様子。
「説明ひどくねーか?」
がちゃっ
「たーのもーー♪」
ドアを開けた先には、黒人のような肌のいろをした鬼の男がいた。
20歳ぐらいだろう。
『なっ!?ここは道場ではないっ!!』
いきなりあわてる鬼。
「いーじゃん。」
『いいって・・・!?』
そんな二人をよそにのんびり欠伸をする優。
『ふん。俺はヨウ、鬼ランクIだ。』
自己紹介を始めた。
「さっさとはじめよぅよぉ〜」
結構ひどい実古。
『そういえば、いまごろリュナちゃんも戦ってるかなぁ〜?
カワイイよなぁ、リュナちゃんは。たまんない。
いっつも俺のことお兄たまぁ〜って・・・・・・・』
「変態か?あいつ」(ヒソヒソ)
「そうだよぅ〜」(ヒソヒソ)
『いっつも一緒にいる甲斐あるよな〜本当・・・』
カチッ・・・
『それでそれで・・・・』
ぼこぉっ!!!!!!!
実古がうざくなってとうとう木の棒の先についてる鉄球でなぐってやりました。
『ほげぇえ〜〜・・・』
ばたり。
「よわッ」
実古が軽く蹴りました。
「明人・・・・。」
優は遠くをみつめた。
+++明人&百合花方面+++
「・・・・・。」
三人の間で沈黙が訪れる。
「百合花っ百合花・・・・。」
明人が真っ青になって百合花をゆする。
「そこのお兄さんは、攻撃してこないなの?」
(レオくんにあまり使わないでって言われてけど・・・・)
カチッ
メモリカードをさした。
「・・・・」
明人はゆっくり目を開けた。
「久しぶりですねぇ。戦えるの。」
明人がうっすら笑った。
「に!?なんかなんかかわった!!?」
とまどうリュナ。
「・・・何かわかんないけど撃つなの!!」
ずがん!ずがん!!
けれども明人は弾を素早くよけた。
「む!なの。」
ずがん!!!
「ふふ。こんなものですか?鬼ランクCの力は。」
からかう明人。
「・・・まずこの女にとどめを刺すなの。」
ちゃっ
リュナは百合花に銃を向けた。
「っ!?」
「3」
「2」
「1」
げしっ
なんとか明人がリュナを蹴飛ばした。
「なにに?邪魔するななの!!!」
「ふふ・・・卑怯な真似をしてくれましたね?」
明人が剣を抜いた。
「では。」
目にもとまらない速さでリュナに近寄って・・・
ぐさっ・・・
刺した。
「〜〜〜〜!!!」
リュナの魂が砕けた。
〜キャラの伝言板〜
第十六話
作「ちょわっす。今からここだけの話をするよん。」
明「なになに!!?」
作「実は、地獄☆アドベンチャーは、10話程度で
終わらすつもりだったんです。」
明「ええぇ!!!?」
作「しかも、恋愛話を書くつもりで・・・。」
明「やめてやめて・・・!」
作「しかも明人の初回設定が、もっと男らしかった
はず・・・・!」
明「もうやめてえぇ!!」
作「じゃぁねん」
明(終わった・・・)
作「ほら、明人。もっとあるよ、裏話。」
明「もういややぁぁぁぁあ」