第二十二話 じゃんけんなの♪
「いくか?」
いきなりドアップの優君。
「・・・だな。」
腕を組みながら仁王立ちの百合花。
「針山地獄ーーー!!」
大声で明人が叫んだあと・・・・
「「レッツゴォ〜☆」」
いざ!のりこみ針山地獄!!!
・・・・初めからテンション高いです。
+++++++
てくてくてく・・・ごっ
実古がつまづきました。
ださいです。
「いっいよいよ針山地獄だね!!」
つまづいた照れ隠しにあわてていう。
「・・・一体なにがあるんだ?」
百合花の表情がくもる。
実際実古以外不安そうな顔をしている。
レオにも注意を受けるほどの地獄・・・・
それが目の前にあるのだから。
「・・・・?門があるよ?」
明人が門に手をおく。
ものすごくでかい門だ。
明人の身長の約3倍はある。
「あかないわ。」
百合花が押してみた。
「ノックすればいいんじゃない?」
明人が笑顔でいう。
「「はぁあぁぁ!!?」」
なんともホノボノした考えでビックリする一同。
こんこん・・・
((もうやってるぅうーー!!?))
『はぁいなの♪』
門の向こうからかわいらしい声がした。
「中に入りたいんだけど・・・」
明人が会話を始める。
『わかったなの♪少し待つの♪』
ぎぎぎぎぃいいぃいぃいいい・・・
門が一気に開いた。
『ようこそなの♪』
そこには小学校四年生ぐらいの女の子が立っていた。
「・・・」
優が固まる。子供は苦手のようだ。
『早速じゃんけんをするの♪』
「あ・・・うん。」
「じゃんけん・・・」
「「ぽい!!!」」
「私と明人がパーで実古と優がグーね?」
『勝ち組はこっちくるの♪負け組みはあっちの
門から入るの♪』
もう一つの小さな門を指差した。
「またあとでねぇ〜☆」
実古がのんきに手を振っている。
===針山地獄戦闘スタート!!===
〜キャラの伝言板〜
番外編
作「ななななんと!地獄☆アドベンチャーの
公式ブログスタート☆」
明「二十話突破記念だよ!」
作「一度きてみてちょ。次回予告など
新着情報満点♪」
明「じゃーね!」