第二十一話 キレバージョン!?
クローバー☆の自己紹介の欄、見てますかぁ?
あそこは約一週間ごとに変わるんです。
私の年当てクイズのヒントもあり・・・?
「ちょっと話が・・・。」
レオが真剣な顔で明人に話しかける。
「なに?レオ君。」
「メモリカードを貸してくれない?あと、小さい剣も。」
レオが手をだす。
「いいよ。」
カチッ
「あれ・・・使ったらいけないんじゃ・・・」
ぱたっ・・・
明人がいきなり倒れた。
「明人・・・君?」
(ここまでひどいとは・・・)
「明人く〜ん?おぉ〜い・・・。」
恐る恐る話しかける。
ぱちぃ!!
明人が目を覚ました。
「明人くん!」
レオが近寄る。
「?僕は貴方にキレましたか?」
(!!明人キレバージョン?)
明人は戸惑っている様子。
「あっ明人さん、そのことで話があって。」
「そうですか・・・。」
++++++++
「えぇっとまず、今の明人さんの感情と
普段の明人さんの感情を、わけて考えてください。」
レオが話し出す。
「ほぉ・・・。」
「いつもは、明人さんがキレると、キレバージョンが
発動します。」
「・・・そうですね。」
「でも、僕が入れたメモリカードは、使い手の能力を
あげるものなんです。」
「それで、能力UP=キレバージョンなんですよ。」
レオが次々と説明していく。
明人はそれをまじめに聞いています。
「今の明人さんの能力だと、キレバージョンと
差がすごく出てくるんです。なので普段の明人
さんの感情がキレバージョンの感情と入れ替わるんですよ。」
話がおわった様子です。
「ふふふ。面白いですよ。」
楽しんでる(?)明人。
ん・・・順位149位なのに、分かるんですかね?
こんな長い話。
「頭の能力もあがってるんです。」
説明ありがとう、レオ君。
「あっあと、普段のキレバージョンは、ほとんどが
明人の意思で動いているので、能力は今ほどではありません。」
つけたしですね。
かちゃ・・・・
レオがメモリカードを抜いた。
「んん?れ・・・レオ君、話って何?」
普段の明人です。
「もう終わりました。」
「えっいつおわったのぉおおぉおぉ!?」
〜キャラの伝言板〜
第十五話 実古の独り言
実「ちょっとぉ〜今回は、レオ君と明人しか出てないじゃないのっ」
作「うん。悪い?」
実「・・・もぉ。最近、冷たい。」
作「そんなことないっちゃ。」
実「何!?ちゃって!!?」
作「あらら。もうバイバイじゃ。」
実「うっそん!まだ何も言ってない・・・」
作「バイビィ〜」
実「うぎゃん!!」