表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/41

第一話  地獄

「おい。」


(あーーなんか聞こえるぅ〜。)


「・・・。ちっ」


(ち!?)


げしっ!ボカッ!ゴキャッ!ぶしゅぅぅぅ・・・。


(痛い!痛いよ!!血がぁ・・・。)


「おい!」


「はいぃ!」


目が覚めたら、明人は知らない場所にいた。

ただ、なんとなく暑かった。


「あっあなたは?」


明人の前には、ロングヘアの女の人が立っていた。


「普通は、そっちから名乗るもんだ。」


「あ・・・はい。」


なんとなく頭があがらない明人。


「あまの あきひとです・・。」


そういって、地面に漢字を書いて見せた。

<天野 明人>


「ふぅん。私は、さきい ゆりか だ。」

<咲伊 百合花>


そういって自己紹介を済ませた。


「あの・・・。ここって、どこ?」


「・・・・。」


百合花は、うつむいてしまった。


「?」


「ここは・・・・。」















「地獄。」















「へ?」


「地獄だ。」


明人は、キョトンとしている。


「うそ?俺死んでないよ?」

「私もだ。」


「ならなんで?」

「わからん・・・。」


百合花は、またうつむいてしまって、

明人は、ただただまばたきをしているだけだった。


(なぜか嘘じゃないってだけは、分かる。百合花がうそついているかおじゃないし・・・。)


百合花が、歩き出した。


「どっどこいくの?」

「大王がいるはずだ。」
















「は?」

「地獄があるんなら、大王もいるはず・・。」

「おお!」

「そして・・。狩る。」


明人の背中が凍りつく。



「まあ、大王のとこへ行けばなにかわかるだろ。」



「なら、俺も行く!まだ死にたくないし!!」



「ふっチーム結成だ!!!」





チーム結成!!








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ