表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
掌の悪魔  作者: 土竜会
17/22

魔王の目覚め

 腰から砕けた蓮華は、腹部に刺さった剣を不思議そうに撫でていた。


「あ~あ、せっかく・・・私にも居場所が出来たと思ったのに」


何とかならないのか!


僕は蓮華に刺さった剣をどうにかできないか、左手の悪魔に問う。


『無理ですね、少し特殊な剣です』


無理・・・、その言葉が僕に圧し掛かる・・・。


蓮華は剣を引き抜いた。


傷口から血の塊がこぼれ落ちる。


「ねぇ、修君」


どんどん淀んでいく瞳には涙が光っている。


「アナタは私の居場所になってくれた?」


僕は、彼女の肩に手を置いた。


あたりまえじゃないか。


僕はここに居る。


笑っていよう、


ベルゼブブは言った『助からないと』


だったらせめて、笑顔で彼女を送ってあげよう。


「そっか、」


蓮華は安心したのか、ゆっくりと目を閉じた。


「ありがとう修君。残念だけど、先に逝ってるね」


逝った・・・


蓮華は最後に笑って逝った。


僕は彼女に何をしてあげれたのだろうか?


結局は自己満足だったのではないのか?


動かなくなった蓮華を抱きしめ、僕は泣いた。




「別れは終わったか?」


遠くから声が響く。


どこだ?


「感謝しろよ、最後の別れは俺からの慈悲だ」


暗闇からゆっくりと男が現れる。


お前は・・・


「言っただろう?俺は貴様を地獄にたたき落とす男だと」


金色の髪を靡かせ、あの時の男・・・マルスが現れた。






 友人から蓮華を殺すの?って言われました。

でも彼女は死ぬことが前提のキャラクターだったので仕方がありませんでした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ