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◆◇紅亜とお料理❤◇◆

リグラータウン、テレビ局。

「さあ今日も始まりました。『紅亜とお料理❤』の時間です。今日、紅亜ちゃんとお料理するのは・・・萌葱(もえぎ)ちゃんです。」

司会者の言葉で一人の少女が出てきた。紅亜に続く人気アイドルの萌葱だ。今、黄利達はテレビ局で料理番組の見学に来ているのだ。普通の人なら大はしゃぎのはずが黄利と青水はテレビの電波が届かない田舎の村出身。その二人が芸能人の事を知っているわけがない。なので、二人ははしゃぎたくてもはしゃげないのだ。一方、紅亜はカメラの前でテキパキと料理を作っている。

「今回作るのはビーフシチュー。シチューはスープを作る時より野菜を大き目に切るのがポイントです!」

紅亜がビーフシチュー作りのポイントを説明すると萌葱が野菜を切り始めた。

「紅亜ちゃんは普段、シチューを食べたりすることは多いんですか?」

「はい、私はよくアイリッシュシチューという、アイルランドのシチューをよくつくります。シチュー類だったら他にも、ブイヤベースという、フランスの地中海側の地方の物や、ボルシチという、ウクライナの物も作りますよ。」

そんなアイドル二人組の会話を黄利と青水は暇そうに聞いていたが、ついに我慢できなくなったのか、小声で会話をし始めた。

「あの萌葱っていう人、おとなしそうだけどなんか裏がありそうだよね。」

黄利がそう言うと、青水が続けて言った。

「実はかなりの意地悪だったりして・・・それか、わがまま娘とか?」

青水はリグラータウンに来てから黄利が変わっているのになんとなく気が付いていた。そう、黄利はリグラータウンに来てから口数が増えたのだ。黄利が変わったのが青水はなんとなくうれしかった。二人で色々と話しているうちに『紅亜とお料理❤』は終わりを迎えていた。

「今回作ったビーフシチューは番組ホームページでおさらいできます。萌葱ちゃん、今日はありがとうございました。」

撮影が終わって二人のアイドルは互いに挨拶をした。

「紅亜ちゃんさすがね!シチューの事もよく知っていて・・・そんけいしちゃった」

萌葱がとてもさわやかな笑顔で褒めてくれたので紅亜の顔には笑みがこぼれていた。

その後、紅亜以外の誰にも聞こえないように小声で言った。

「あそこにいる見学の男の子たち、かっこいいね。私、気に入っちゃった❤」

それを聞いた紅亜は少し複雑な気持ちに・・・

(あの二人がとられるのは正直いやだな・・・それに、あの二人が萌葱ちゃんの事を好きになっちゃったら私だけ仲間外れになっちゃいそうなんだもの)

ま、あの二人は恋愛にはまったく興味がないのだが。

いや~色々とありまして、書くのが遅れてしまいました。しゅみましぇん・・・

白狐の小説の話をしたり、インフルになったり・・・まぁ、とにかくサボりまくってました。今後もサボるかもしれません。               by黒虎


迷惑をかけました・・・すいません

                                  by白狐

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