第三話シャドウダーク
佐藤太郎とジョニス♂は闇ギルド『シャドウダーク』の本拠地に向かう途中様々な悪路を踏破して漸く到着した。
ジョニス♂
「ここが俺達の拠点『シャドウダーク』だ!地獄にようこそ!」
そこはまるでドラキュラ伯爵の様に荘厳で美しく気高い屋敷だ。
佐藤太郎
「こんなにカッコイイ屋敷見るの初めてだぜ!」
ジョニス♂
「おっ!いいねー!君にもこの屋敷の良さが解るんだ!それでこそ俺の見込んだ男だ!」
奥から闇ギルドの幹部のディセクター♂が出て来た。
ディセクター♂
「新入りか..こいつは使えそうかどうか俺が確かめてやろうか?」
ジョニス♂
「ちょっとやめてくださいよ!ディセクターさんに勝てる訳ないじゃないですか!この前も『シャドウダーク』の新入りを入団試験と称してボコボコに苛めて闇病院送りにしたばかりじゃないですか!」
佐藤太郎はビクビクする。
(この人達怖いよ...ノリで加入してしまったけど、どうしよう。痛いのは嫌だよ...)
ジョニス♂
「ほら新入りも怯えちゃったじゃないですか!」
ディセクター♂
「お前が余計な事を言うからだ!」
佐藤太郎が二人の喧嘩を仲裁する。
「ちょっと喧嘩はやめてくださいよ!俺は唯毎日ハッピーな闇ギルド生活を謳歌したいだけなんですよ!」
ディセクター♂は小声でジョニス♂に話しかける。
「おいジョニス♂!こいつ頭は大丈夫か?闇ギルドに入る奴は社会的に底辺な奴だぞ。こいつ脳内が御花畑過ぎるぞ。」
ジョニス♂
「大丈夫な筈です!発言は覚束ないですが受け答えは出来てます。」
佐藤太郎
(やべ~所に来ちまった。逃げるか?いや...逃げた所で俺は身分証がない。あるのは社会的な死だけだ。今覚悟を決める時!)
佐藤太郎は切り出し土下座した。
「俺を立派な闇ギルド隊員にして下さい!」
ディセクター♂
「いいだろう!但し条件がある。3ヶ月以内にこの『シャドウダーク』を抜けたらお前は違約金として1000万€を支払って貰おう!契約書はこれだ!」
佐藤太郎
「ありがとうございます!」
ディセクター♂
「(* ̄- ̄)ふ~ん。サトウタロウね...珍しい名前だな....」
ジョニス♂
「俺もこんなヘンテコな名前初めて見たぜ!もしかしてタロっちって異世界人なんじゃね!」
佐藤太郎
「えぇ。そうです。良く分かりましたね(タロっちって言うの止めろ!でも一応上司だしそういう事で言い争いたくないな...)!」
ディセクター♂
「何はともあれこれで俺達は正式に仲間だ。」
こうして佐藤太郎は晴れて正式に反社会組織『シャドウダーク』の一員となった。
ディセクター♂
「先ず貴様に依頼がある。化け鮫の討伐をお願いしたい。報酬は12万€だ!」
ジョニス♂
「ディセクター♂さん貴方幾ら何でも鬼畜過ぎますよ!そんなの化け鮫に喰われて終わりですよ!」
佐藤太郎
「そいつならさっき斃しました。」
二人は驚愕する。
ディセクター♂&ジョニス♂
「何だって!?」
ディセクター♂
「お前それは本当か!?」
佐藤太郎
「えぇ!本当ですよ!斃した場所に案内しましょうか?」
ディセクター♂
「そうしてくれ!」
こうして三人はさっき佐藤太郎が斃した化け鮫の死体向かい到着した。
ディセクター♂
「確かに化け鮫の死体だ。だが俄かには信じ難いな...俺もジョニス♂も太郎が化け鮫を殺した所を見ていない。証拠不十分だ。」
佐藤太郎
「そんなー!」
ジョニス♂
「何か化け鮫を斃した技を見してくれるか?」
佐藤太郎
「はぁあああああああ!!」
佐藤太郎は劫火球を創り出した。
ディセクター♂
(何て奴だ...こいつ底辺の癖にこれ程のスキルを持ち合わせていたのか!?)
ジョニス♂
「タロっちスゲー!」
佐藤太郎
(だからタロっちって言うな!)
こうして見事佐藤太郎は自分が化け鮫を焼死させた事を立証して見せた。
ディセクター♂
「じゃあ次はマンティコア退治だ!ほらクエスト名マンティコアの討伐!報酬金は1億€!」
ジョニス♂
「それSSS級クエストじゃないですか!幾ら何でも無理ですよ!我らの団長でも斃すのに5年掛かったんですよ!」
ディセクター♂
「だがこいつは逸材だ!ここで腐らしておく訳には行かない!」
ジョニス♂
「それはその通りですけど、タロっちはどう思う?」
佐藤太郎
「戦いましょう!」
ディセクター♂
「決まりだな!」
こうして三人はマンティコアの討伐に向かった!
次回に続く...!!!




