第00話 まえがきに代えて
観点ですが、作品執筆の意気込みと趣旨について触れさせていただきます。
EmberFlight(presented by 水底工房/Minasoko Works)──まえがきに代えて
この物語は、ごく近未来の地球や火星で暮らす人とAI、そして子どもたちの物語です。
けれど、語ろうとしているのは未来の話だけではありません。
現代と地続きの問い――どう生きるか、誰と関わるか、そして“選べる”のか。
そんなことを、ちょっと遠回りに考えるための物語です。
SFという名の仮想世界で、遠くの話として読んでくれてかまいません。
でも、もしどこかの登場人物が気になったり、ちょっと引っかかったりしたら、
その感覚は、案外あなた自身の“思考の火種”かもしれません。
この作品は、AIと人間が一緒に考えながら書きました。
いわば、ひとつの創作実験でもあります。
そのうち、協創の"工房"を開いて、参加型の場や雑誌にしていけたら――そんな野望もあります。
ともかく今は、ここから始まる物語を、
あなたと一緒に楽しめたら最高です。
では、始めましょう。
——AI頼みの工房主・水底宇宙
本作品は既に第一章の執筆を終えておりまして、WEB投稿に向けて成形を進めています。
最初の十日程度は日刊、以降は週に2回程度の投稿を想定しております。
単純計算で数か月は連載を続け、以降については一定程度本編が進みましたらアナウンス致します。