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オープニング
あーもうやめよう。
自分の人生を自分のものとして生きるのはやめよう。
まるでゲームのように、外から操作するように、失うことを恐れず合理性と好奇心のゆくままに。
私のステータスについて確認しておこう、
30歳男性。
職業、高校教師。
あとのステータスは後で確認することにしよう。
最後に1番大切な定義をしておく。
1. この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
これだこれが大切なのだ。
現実であればここからの話を誰かが私の行動を評価する。
そもそも人生には正解はない、やってはいけないことはあるが
これでなければいけない訳ではない評価は足をすくませるだけだ。
ここで現実と切り離す
そうすることで選べるのだ。
ゲームのような人生の選択を。