表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/60

TSすると気になる一人称の話

健全な普通男子ですが性転換してTS女してます



2年ほど前でしょうか


朝のTV番組で

「親が子供にキスをする動画」が「アリ」か「ナシ」

を問うてました



番組中で紹介された全てのパターンが「親」が「異性の子供」にキスをするものです

即ち

・父親なら娘にキス

・母親なら息子にキス


親の立場を利用して息子や娘にキスしてるだけです

親の庇護を受けている期間は、子供に拒否権は実質的にありません




親は異性の子供に恋をします


・父親は娘(20才まで)が恋するのを嫌います

・母親は息子が性(エロ系)に興味を持つのを嫌います


娘の恋を邪魔する父親とか気持ち悪すぎてマジで吐き気がします






私の母親は、息子の私に恋をしました

母にとって私は

一方的に愛を押し付けることの可能な「若い異性」です


母の愛する「若い異性」をこの世から抹消しようとすれば

母はあらゆる手段を使って阻止してくるでしょう


ですので私は家族に知らせることなく手術を受けました





手術を受けて女になったことは、母親に事後報告です

厳密に言うと、家族の中で、母だけに女になったことを知らせました

一方的に母の好みを押し付けられてきた反動だったのかもしれません



女になったことを知った母は

怒りました

母の愛する「若い異性」を私の意思で抹消したのです


怒りで眠れなかったそうです

気持ち悪くて笑いました



「怒りは思い通りにならない時に生じる感情」です

母は私を、母の思い通りにコントロールしたいのです


何で怒っているのかというと

母の思い通りにならないので怒っているだけ



子供が親の思い通りにならないのは世の常です






で今回は何の話かといえば

一人称です

いつか一人称について触れたいと思っていました



エッセイのタイトルでは「おれ」を使っています

しかしリアルの私は「おれ」を使うようなワイルドなキャラではありません


華奢な優男でしたので、物心ついてからずっと一人称は「ぼく」でした

幼児が自然と「ぼく」を使う訳もなく

一人称を「ぼく」と教え込んだのは母でしょう


女へと変わっていく途中で「ぼく」を止めて「私」にしました




母は相変わらず女になった私を認めていません

母に会うときは「男姿」で会います


その際に「私」を使うと瞬時に怒ります

母の前では自慢の息子を演じることを強要されます

そんなこともあって、母の前では「ぼく」を使います




そのうちに「ぼく」と「私」を使い分けるのが面倒になって現在に至ってます

そんな訳で現在「ぼく」と「私」は適当です



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ