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フレムドゥング・ギア -少女兵器-  作者: 梯子のぼり
第1章 少女兵器脱走事件編
20/75

アーヴィング

 カズから連絡があったのは夜の二十三時を回ろうとしようとしていた頃だった。ホールには多くの若者たちが身体をくねらせて踊ったり跳ねたり、ナンパをしたりされたり、といった光景が広がっている。


〈手崎ユウマがクラブに入ったぜ〉


 ヘレンが入口の方をあからさまに見つめ始めたので注意した。クラブに入ってきた人間を値踏みするように観察するのは普通のことだけど、自然体でいることが大切だ。


「あれがそうか……」


 金髪のロン毛で肌は浅黒い。鼻の下と顎に髭を生やして、両耳にピアスを開けてくる。写真は国防軍のころのものだったのでスポーツ刈りの爽やかな青年だった。カズもよく同一人物だと分かったなと感心するほどだ。

 女二人に両手を回しながらVIPルームへと向かった。

 飲み物を注文しに手崎はカウンターへと向かった。ウォッカとオレンジジュースを混ぜ合わせた橙黄色のカクテル――スクリュードライバーを注文している。

 代表的なレディキラーだ。ウォッカは無味無臭なのでウィスキーやラムよりも飲みやすい。スクリュードライバーもオレンジジュースの味しかしなくなる。それなのにウォッカによって度数が高いため、簡単に女性を酔い潰せる。

 ウォッカの比率が高めなのを女性に、少なめを自分の前に置いた。


「アーヴィングはいつ来るのでしょうか」

「さあ、どうなんだろう。アーヴィングは音だけで人物の特定は出来るのかな」

「事前に聞いたことあるなら声紋分析で可能であります」

「なら、もう近くにいるかもしれないね……」


 手崎はしばらくするとVIP席から立ち上がって、ホールの真ん中で踊り始めた。踊るといっても、DJが奏でる音楽と共に手を振ったりジャンプしたりする程度だ。

 少しの間、そうしていたかと思うと、手当たり次第に女性に声を掛け始めた。

 一人目、二人目は断られて三人目とは一緒に踊り始めた。黒い髪の大人しそうな女性だ。オドオドしていて周りをきょろきょろ見回しているしクラブは初めてのようだ。手崎はVIPルームを指差して、女性をそこに引き込んだ。

 胸ポケットから何かを取り出して机の上に置いた。ぼくのテーブルからはよく見えない。拡張チップで視界をズームさせる。絆創膏があった。あれがアクセラだ。後遺症がないだとか、中毒性も覚せい剤みたいに少ないだとか、今はまだ合法だとか、最初は無料にしてあげるだとか、ていのいい言葉を並べている。


〈アーヴィングが入っていたぞ〉


 カズからの通信を受けて入り口に気を配る。

 クラブには不釣り合いな小さな体つきの少女が一人で入ってきた。


「ミィル、アーヴィングであります。どうするでありますか」

「様子を見よう」


 アーヴィングはぼくらを一瞥した。けど、何もアクションを起こさないぼくらに危害を加える気はないのか無視してVIPルームへと進んでいく。


「んだ、てめーはよぉ」


 手崎は良いところを邪魔されたせいか、不機嫌な声で睨みつける。アーヴィングは全く動じずゴミを見るような目つきで見下ろしている。


「小便くせえガキはあっちで踊れや」


 手で追い払うような仕草をされても微動だにしない。

 痺れを切らした男が立ちあがった。


「黙ってないでなんか言えや、あぁん」

「――確認。先方が手崎ユウマですね」

「はっ、なんで俺の名前を知ってやがる」


 アーヴィングは問いに答えず電光銃を抜いて男の顔面に突き付けた。胸倉を掴んでテーブルへと叩きつける。コップが倒れオレンジ色の液体が男を濡らした。

 女性たちは悲鳴をあげながらVIPルームから飛び出していった。狂乱して入り口に向かう彼女たちを見て、踊っていた客が何ごとかとざわめく。誰かが少女から組み伏せられ銃を突き付けている男に気付き、そこからパニックが広がっていった。音楽を打ち消すような悲鳴と共に客たちは雪崩のように我先へとホールから逃げだしていった。

 その間もアーヴィングは男を一点に見つめていた。


「質問。加來大佐の悪評を撒いたのはあなたですね」


 静かに、されど怒鳴るようにアーヴィングは問いかける。


「は、はあ。なんのことだよ」

「既知。あの時の戦闘での記録と一般人に伝わっている情報が正確ではありません。どこかで情報が歪められています」

「お、俺って原因だって根拠はあ、あんのかよ」

「当方は聞いていました」

「ああぁん――ッ。聞いてたって何をだよ。つーか、てめえは何なんだよ」

「警告。質問に答えてください。当方はあなたの頭を撃ちぬく準備があります」


 グッと電光銃を男の額に押し付ける。


「ミィル、どうするでありますか」


 ヘレンは電光刀を抜いて電源をオンにした。青白い刀身が現れる。


「もう少し待つんだ」


 任務は脱走した少女兵器の破壊であって手崎の護衛ではない。あの男が殺されても何ら問題はない。普通の心優しい青年であれば、助けようとも思っただろうが、麻薬の密売を行っているようなやつだ。ぼくのちっぽけな良心も囁いては来なかった。


「質問。航空母艦『かが』が沈んだ原因は加來大佐の判断遅れではなく、あなたがパニックになったことにより哨戒ヘリからの潜水艦発見の報告が届かなかった。そうですね」


 ぼくはハッとした。記録の映像でアーヴィングが船の一点を見つめていたのは、やはり《超絶音感》で聞いていたからだ。


「そ、そうだよ」

「質問。事実と異なる風説を流しているのはあなた。もしくはあなたの関係者ですね」

「ち、ちげーよ」


 その瞬間、アーヴィングは電光銃で手崎の顔を殴った。口の中から歯が抜けて転がっていく。呻き声と共に男の目が恐怖で見開かれる。


「当方、嘘は判別出来ます。次はありません」

「ひぐっ……て、てめえの言う通りだよ。俺の父親は大手新聞会社の役員で母親は政治家だ。息子が戦闘中にパニック起こしたせいで船が沈んだなんて悪評を流されたくねえ。特に母親は政治家だしな。根回しして、あのクソ野郎のせいで沈んだって情報を流した」


 無言でアーヴィングは再び顔を殴る。今度は二本の歯が飛んでいった。


「う、うそは言ってへえじゃねえか」

「失礼。大佐の悪口も同様です」

「くそくそ。な、なんだよ。てめえはなんなんだよ。なんでこんなことしやがる」

「当方はただ彼の有用性を国に証明しようとしているだけです」

「は、はあ。んだよ、それ。マジわけわかんねえ」


 手崎は自分の胸倉を掴んでいるアーヴィングの腕を掴んで振り解こうとするが、ぴくりとも動かない。駄々っ子のように全身を揺らすが、それでも拘束は解けない。


「命令。大佐について正しい情報を世間に伝えなさい。悪評を流したように、両親を使えば簡単でしょう」

「む、むりだ……。もう大半の人がそう信じてるんだ……今更言ったところで聞き入れねえかもしれねえし、親がそんなこと絶対しねえ。あいつらは自分の保身のことしか考えちゃねえ」

「確認。本当にそうですか」

「ああ、おれじゃあもうどうにもならねえ」

「確認。本当にそうですか」

「無理なもんは無理なんだよ。クッソ、もの分かりの悪いガキだな。ったく、あのクソ野郎のことなんて――」


 直後、手崎の顔が消し飛んだ。正確に言うと、電光銃から発せられた光弾が頭を高熱で燃やして顔と呼ばれる部位を全て消滅させた。丸太の断面のようになった首からぴゅーっと血が噴き出てテーブルをねっとりと赤く染めあげた。人の死は一瞬だ。二十八年の年月をかけて育てられた手崎ユウマの命は一秒にも満たない時間で消えた。


「アーヴィング、これからどうするつもりなんだ」

「まずは手崎ユウマの両親のところへ。同じように大佐の正しい情報を流させます」


 立ち上がり、ぼくらと向き合う。


「それが出来なかったら」

「この男と同じように殺します。これ以上の虚偽を流されることは阻止できるでしょう」

「……きみが脱走した理由は加來大佐の社会的な評価を回復させること――いや、加來大佐の有用性を証明することか」


 少女兵器の行動原理でもある《有用性の証明》。それは国に有用性を証明するというプログラムだ。だけど、誰のということまでは触れていない。普通なら自分の有用性を解釈する。ヘレンがぼくに最初語った内容もそういうことだった。

 ただ作った本人である博士はこう言っていた。

 ――《有用性の証明》は『日本に有用性を証明する』ということだと。

 ここに誰のということまでは触れてない。

 戦時中もそうだったのかは判断出来ないが、少なくても今、目の前にいるアーヴィングは加來大佐の証明をしようとしている。自分ではなく、他人の有用性を。


「国防軍には正しい情報があるはずだ。きっと上の人達は加來大佐のことを正しく評価していると思うよ」

「肯定。しかし、当方にとって国とは国民。民主主義である日本は国民によって国が成り立っています。多くの国民が誤解しているとなれば、日本という国が誤解しているのと同義です」

「他に……他に何か方法があるとは思わなかったのかい」

「ありません。当方はただの《有用性の証明》に基づき行動する機械であり、兵器です」

「そう……。ただ残念なことにぼくの仕事はきみたちの破壊だ。理由がどうあれ、ぼくはきみを破壊しなくちゃいけない」

「承知。構いません。お互いやるべきことをしましょう。当方の邪魔をするのであれば、死んで頂きます」


 電光銃がぼくらに向けられる前にぼくはバーカウンターへと走った。カウンターの中へと飛び込むようにして身を隠す。情けないが、ヘレンのように弾を回避するほど人間離れはしていない。

 ヘレンは上手くぼくの意を汲み取ってくれたようで、自分に照準が向くように真っ直ぐと突っ込んでいった。光弾を躱して、距離を縮めていく。


 一閃。


 暗がりの中に青い稲妻が走る。


「ミィル――ッ」


 中空に逃れたアーヴィングを目掛け、デガード銃を構える。飛行補助機器フロートユニットのない少女兵器はどれだけ身体能力が高くても基本的な動きは人間と変わらない。飛べば、あとは重力に任せるしかない。


「――――くそっ」


 けれど、空を踊るアーヴィングの電光銃はぼくに向けられていた。すぐさま身を屈める。直後にテーブルが燃えるような焦げ臭さを放った。

 着地の瞬間を狙うヘレンにも電光銃は放たれる。疾走の衝撃を殺せず、転ぶように避ける。先ほどまでぼくたちが座っていたテーブルと椅子が音を立てて四方に散らばった。


「当方が遠距離メインだから楽に壊せると思いましたか。銃は剣より強いものです」


 ふわりと重力を感じさせないほど、軽やかにアーヴィングは着地する。二丁の電光銃はぼくとヘレンの方向をそれぞれ向けられている。


「歴史は真実ではありません。誰かが書き残した文字です。時の為政者によって都合のいいように書き換えられてしまいます。かつてこの国に命を捧げた英霊たちも軍部の暴走によって洗脳されたと言い伝えられていたこともありました」

「きみは随分と右翼的なんだね」

「否定。当方に政治的思想はありません。歴史を語っているだけです。将来的には加來大佐は日本が勝利した第三次世界大戦において、数百人の部下を殺した無能だと玩具のように嘲笑われるでしょう。事実は正さなければいけません。大佐は決して無能ではなく、有用でした」

「きみは加來大佐のために動いているのかい」

「否定。当方はただ有用性の証明に基づき行動しているだけです」

「それは少し違う。きみ自身が他人のために有用性を証明するのは(ルール)に反していないと解釈しての行動だ。けど、大佐のために動いているのはきみ自身の意志だ」

「……当方にとってはどちらも違いません。やるべきことは一緒です」


 クラブの中は場違いなホップなBGMが支配して、七色の光がぼくらを時たま照らしている。暗闇の中で灰色の瞳が射抜くように光る。森の中で静かに獲物を狩る狼のように。

 誰も動かない。

 額に冷たい汗が流れる。

 次で決着が決まる。


 ――ヘレンが最初に動いた。


 アーヴィングは光弾を放つ。

 ヘレンは躱す。

 二、三発、続けざまに撃つ。

 どれもヘレンを捉えることはない。


「一丁の銃で自分を殺そうなど舐められたものでありますな」


 ヘレンは以前、銃弾を躱すことについて語っていた。

 直進するものは物理的に見える。突き付けられた銃口から放たれた銃弾、もしくは光弾は曲がることはない。ただ猪のように突っ込んでくるだけ。あとは、敵が引金を絞る瞬間と発火炎マズルフラッシュに気を配れば回避は簡単だと。

 アーヴィングは一瞬だけぼくに視線を向ける。けれど、迫りくるヘレンを無視出来ないためもう一丁の電光銃――ぼくに向けていた方もヘレンに向ける。

 ヘレンは接近することは出来なくなったが、翻弄するようにアーヴィングの周りを駆けまわる。数多の光弾はヘレンを捉えられない。床に、壁に、天井に、銃痕を残していく。

 時たま、アーヴィングはぼくに警戒を向ける。いつ、不意を突いてデガード銃の弾が装甲を撃ちぬくか。この膠着状態を打開するのはぼくだと考えているらしい。

 ――余計な考えは目の前の戦闘への対応力を削っているということだ。

 百パーセントのうち、十パーセントでもぼくに集中力を使ってくれれば、それだけ思考に穴が出来てしまうということだ。

 意識がぼくに向いた刹那。

 ヘレンは電光刀のケーブルを引き抜いて、やり投げのように投擲した。

 義体の電源を使っているといえ、数秒は光の刀身が消えることはない。


「そういう使い方をしますか――ッ」


 思いがけない攻撃。近距離戦に特化したヘレンの一度しか出来ない遠距離攻撃。アーヴィングの体勢を大幅に崩すことに成功した。


「ミィル、今であります」


 カウンターから飛び出し、デガード銃の引き金を絞った。平和ボケした曲を打ち消すかのように圧倒的な音の暴力が響く。

 弾はアーヴィングの胸のやや左側を穿ち、爆発した。強化外機動装甲も、その中の義体も、更に奥にある電力を貯蔵するバッテリーも破壊した。

 アーヴィングは自身が受けた爆風によって盛大に吹っ飛ばされて転がっていく。

 壁に全身を打ちつけ、その動きは止まった。

 リロードして、銃口を突き付けながら近づく。


「決着はついた。これ以上の抵抗は無駄だ」


 少女兵器は電気によって動く。バッテリーは人間でいう心臓だ。血が体内を流れなければ死ぬように、少女兵器も電気を身体に循環出来なくなれば動けなくなる。

 僅かに残った電力で少しだけ動いたり話したりは可能だろうけど、電光銃を撃つことは出来ない。


「……承諾。この義体からだの活動も残り三分でしょう」


 アーヴィングは顔をあげてぼくを見上げた。ぼろぼろの胸部から鉄の破片が零れ落ちる。


「パスティの目的は何だ」

「回答。それは当方にも分かりません」

「じゃあ、質問を変えよう。きみはパスティに何て話を持ちかけられた」

「回答。第壱機体は有用性の証明は解釈を変えればいいこと。そうすれば、当方の願い――大佐の社会的な評価を正すことが叶えられると。脱走の手助けをするから協力をして欲しいとのこと。以上です」

「協力って……」

「ある時まで一緒に行動をすること。ある時というのが具体的に何かというのは教えられませんでした」


 結果から考えると港での戦闘がそれに当てはまる。ぼくとヘレンとカズがあの場に現れたことで、パスティは何らかの目的を達成しているというわけだ。


「約束を反故にするわけにはいかなかったのかい」

「そうすれば、パスティは当方を破壊しにかかったでしょう。無駄な戦闘は合理的ではありません」


 訊かなければ内容は聞いた。

 あとは、訊きたいことだ。


「どうして加來大佐なんだい。その後の担当官だったり、他にもきみの世話をしてくれた人はいるだろう」

「……不明。当方もよく分かりません。なぜ彼なのか。諜報員、人間であるあなたには分かりますか」


 ぼくは返答に窮した。

 この場でアーヴィングを納得させる言葉は並べることは出来る。初めての担当官で彼が親しくしてくれただとか、息子と呼ぶ彼との間に家族愛のようなものが芽生えただとか、アーヴィングが関わった人間の中で彼だけが不当な評価を受けていただとか。

 けれど、きっと本当のことじゃない。


「……すまないけど、ぼくはきみじゃない。理由は分からないよ」

「了承。構いません」

「――大佐殿を慕ってからだと思うであります」


 横から凛とした声が聞こえた。

 ヘレンだ。自分が投げた電光刀を拾って戻ってきたようだ。


「アーヴィングは手崎殿が大佐殿の悪口を言った時に殴ったであります。嘘を吐かれたときに殴るは分かりますが、悪口で殴るのは合理的ではないであります」

「それは……」

「どうして、でありますか」


 ヘレンは問いを重ねる。優しく、子供をあやすかのように。


「不明。当方は大佐殿を慕っていたのでしょうか」

「自分はそう思うであります」


 ぎゅっとヘレンはアーヴィングの手を握った。


「……そういうことにしておきましょう」


 その言葉を最後にアーヴィングは眠るように瞼を閉じた。どことなく安らかな表情をしていた。

 ヘレンが手を離して距離を置くと、アーヴィングの義体(からだ)は黄色の炎に包まれた。灰色の髪が、黒のケープが音を立てて燃えていく。

 少女兵器は敵に情報を盗まれないために活動停止すると発火する機能が備わっている。チタン合金で出来ている彼女たちはただの火では簡単に燃え尽きないので、あくまでこの炎は敵を近づけないためだ。体内では強力な酸が複層パーセプトロンAIや記録装置などを溶かし尽くしている。


「ミィルは脱走兵の処分はしたことはありますか」


 炎に包まれた同胞を見つめる小さな背中が問いかける。


「……いや、ないよ」

「自分は初めてであります」

「きみが直接、手を下したわけじゃない。ぼくが撃った弾でアーヴィングは死んだ。きみが気を病む必要はないよ」

「……ミィルは優しいでありますな」


 それっきりヘレンは喋らなかった。炎が消えるその瞬間までアーヴィングを見守っていた。

 同じ少女兵器が焼けていくのを見つめるヘレンが何を想っているのか。アーヴィングの問いに答えられなかったぼくには分からなかった。

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