準備
キルク「で、だ。神獸討伐となるとやはり二人だけではこの先不自由だと思う。そこで君たち、私たちが安心できる旅の道ずれを紹介したい。」
そうキルクが言うと兵士たちと共に黒髪のショート、キリッとした顔立ちの若者が現れた。
オーマ「私の名前はオーマと申します。よろしくどうも。」
キルク「オーマは魔術師として有名でしかも国内の事情に詳しく、今回国王の取り計らいで招かれていたのだが、ちょうどいいタイミングだった。」
そういうと兵士たちにあれこれ指示し始めた。
セルフィート「アーシアさん、オーマさんよろしく。」
と言うと、こっちを見てボーっとしてたアーシアは「あ、はいよろしくね」
と甘い声でいい、
オーマは
「ええ、どうもよろしく」
と爽やかに答えた。
セルフィートは皆と自己紹介をしていると兵士たちがたくさんの武器、防具、物資などを持ってきた。
キルク「この城の秘蔵の宝だ。好きなのを、王から了解はとってある。」
キラキラと光る剣、丈夫そうな鎧、苦そうな薬草、お金など旅に必要なものは一通り整っている。そのなかでセルフィートはひとつは真ん中が尖っている剣、もうひとつは長めの剣を選んだ。アーシアはダガー、オーマは弓と刀を選んだみたいだ。
キルク「服、それから鎧は消耗品の最たるものだ。獸車を用意するのでそちらにいれておく。武器もある程度消耗するからいれておく。食べ物は数か月持つ食料をいれておくのでそれであとはかく村で補充しろ。金は渡しとくが一応これを。」
キルクは証を出した。
キルク「これを見せれば大概の宿、店はフリーで買い物できる。あとで返してもらうからなくすなよ。」そうこうしてると兵士がよってきて発言した。
兵士「伝令、3日後に3ヵ国同話を行う予定になりました。」
キルク「よし、それじゃあいまから三日後の同話に備えてチームワークを整えるとしよう。」
そうしてお互いゲームしたり訓練したりしてチームワークを築いていくのであった。