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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第七章 少女
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VS□□□□□□□□ turn2-part②

「よーし!じゃあボクの番から行くね!」

邪神の少女は笑っている。


「始めに宣言しておいてあげるね?」

邪神の少女は笑っている。


「ローズ、サミダレ。この手番では、君達を殺します」

邪神の少女は笑っている。


「ローズは頭をー、大きなドラゴンに齧らせるね」

邪神の少女は笑っている。

スターフレアギドラが現れた。

スターフレアギドラが現れた。

フレアギドラ・マザーが現れた。

ああ。強そうな召喚獣だ。

勝てない。やめろ。


「サミダレきゅんはー、ボクと刃を交えよっか!」

少女は笑っている。デスサイスを振り回して、サミダレを挑発している。

やめろ。やめろ。


「行くよ?」


フレアギドラ。三つ首の竜。歩く厄災。

スターフレアギドラ。それらの王種。

フレアギドラ・マザー。なんだそれは。

首が五つあるから、多分上位種か。


「あは」


ローズは食いちぎられた。

頭だけではない。五体の全てをだ。


「ロォォーーーズ!!逃げろォォォ!!」


ローズは死んだ。


「……サミダレの必殺技、行きます。セリャァァァァァァッッ」

竜巻を纏う剣士が駆ける。


「大した気迫だ。君の方が□□の□□□に向いてるかもなぁ。でも、君は所詮□□□なんだよね。あの世界では」

刀と大鎌がつばぜり合う。


「ま。現実の物より作り物の方が魅力的なのは、仕方ないか。そう作られてるんだから」

ずばん。


サミダレの首が飛んだ。

続く連続攻撃に体も八つ裂きになり、血の雨が降り注ぐ。


「サミダレェェェ!!」


サミダレは死んだ。


「さあ、次のターンだ」

邪神の少女はギドラ達を霧散させた。


…………。

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