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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第五章 飛翔する者
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古城のモンスター turn2-part②

ローズが精巧な闘技用リングを作り上げた。どんな理論でもおそらく再現出来ない。猫の魔術師がハイになるとこんな事が出来るのか。なるほど意味分からん。


ストーンゴーレムが雄叫びを上げてリングに飛び入りした。不味い、召喚魔法のレンジから外れる。待ってくれ!仕方のない奴だな。ダグは走って付いて行き、ストーンゴーレムのセコンドにつく。


コカトリスに熱い視線を送っている。挑発に乗ったコカトリスは、ストーンゴーレム目掛けて強襲する。猫ローズがゴング代わりに盾と盾を打ち鳴らした。だからどこから……壁にいっぱい掛かってたわ。


カーーン!レディー、ファイ!

レフェリーは猫ローズさん。

この猫、ノリノリである。


「ぶにゃーう!(負けんなー!)」

「Goggggg……GAAAAAAA!!」


ストーンお前もか。


「いいぞ、ストーン!ぶちかませ!!」

「ダグ。待って、急にどうしたの……」


ごめん。一番ノリノリなのはダグにゃんでした。


ゴーレムに強襲するコカトリス。

がっぷり強靭な腕で受け止めるゴーレム。

コカトリスとゴーレムの視線が交錯した時、コカトリスがニタリと嗤った気がした。


魔眼が赤く輝く。魔眼系のスキルはパッシブでも無意識に発動するものだが、意図的に凄まじい魔力を込めているのだろう。一気に決めに行くつもりらしい。


コカトリスのパッシブスキルが発動!

【石化の魔眼lv.Ⅱ】

相手を石の塊に変えてしまう。このスキルによる石化状態は呪いの一種であり、自然治癒せず永続する。


…………。

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