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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第三章 門番
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VSアビスウォーム・タイラント turn1-part②

地中から、奴が顔を出す。開幕。


「ローズ!今だ!」

ウォームがこちらを視認する前に、目を潰す。これで少しは有利になるはずだ。


「ヴー!ゴロゴロゴロゴロ!ミャッ」

キィィィィィィィン!ブワワワワワワワワ……

光の奔流がウォームを飲み込むが、右目を2つ潰せただけだ。いかんせん的が大きすぎてレンジが足りない。目はあと左3つに右目が1つ。右だけでも全部潰せば、バランスを崩せるだろう。


透かさず、電光石火の恩恵による二回目の攻撃を放つローズ。電球の群れがウォームを襲う!バリバリバリバリ!!


「PXUUUaaaaaaa!!vovovovovovovovoooo!!」

暴れ始めた。十分にダメージは通ったが、残る右目は健在だ。やはり一筋縄ではいかないか。


「XUUUaaaaaaa!!」

ローズを襲う地中からの一撃。ローズは軽やかに飛び退いてこれを回避。着地して見上げれば、うねる巨体が今度は上空から、大口を開けて突っ込んでくるではないか!


「ミャーー!?(怖ぁぁ!?)」

これも素早く回避するが、恐怖に目を見開いている。


「XUUUaaaaaaa!!」

再びローズを襲う地中からの一撃。ローズはまたも軽やかに飛び退いてこれを回避。しかし、恐怖からか回避が少し大きい。着地して見上げれば、うねる巨体が休む間もなく上空から、大口を開けて突っ込んでくるではないか!


「ミャーー!!(ふざけんなぁぁ!!)」

これも素早く回避する。心なしか、ウォームがニタリと嗤った気がする。


「隙あり!!悦に浸るなよ化け物風情が!」


サミダレのカウンタースキル発動!

【縮地斬lv.XX】

一気に距離を詰め、一刀の元に斬り伏せ、反撃を許さず駆け抜ける。


ジャキィィィィィン……


右目は斬れなかった。だが、大牙を1本折った。

大牙は合計8本。これは地中を掘る為にある重要部位だ。その内1つでは少なく感じるだろうか。しかし、これでも地中を掘るスピードは格段に落ちる。〈過去〉に実践済みだ。3本も斬り飛ばせば、もはやまともに潜れなくなる。


「PXUUU……」

地中から顔を出し、ウォームは殺意と怒りを振り撒いた。

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