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第一話 死

今回、初の投稿です。小説を書いたのも初めてなので、拙い文章になってるかもしれませんが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです。


「ピピピピッ」


 俺、一之瀬いちのせ こうは今日もうるさい目覚ましによって目を覚ます。しかし今日の目覚ましは億劫ではない。なぜなら今日は特別な日だからである。彼女とのデート… などではなく、野菜の収穫日だ。

 目覚ましを止め、うきうきしながら庭に出る。

 俺は植物が大好きで小さい頃からたくさんの植物を育ててきた。ちなみに今回育てたのは大根。

 いつも通り大根を丁寧に収穫する。収穫と同時に感動が湧き上がってきた。野菜を収穫するといつも感動する。やはり自分で育てるということはいいな。


 大根は三本も取れたので、都会にいる知り合いの家までおすそ分けをしにいく予定だ。ここは田舎だからバスしか通っていないし、本数も少ない。しかも今日は日曜だからさらに本数も少ない。


「さあ行くか」


 事前にバスの時間を調べていたので、大根を袋に入れ、予定の時刻に出発した。



 バス停に着き、待つこと5分。バスが来た。

 そして後ろの方の席に座る。


「目的地まで二時間あるし、寝るか」


 そして眠りについた。




「おい、起きろ!」


 そんな声で目が覚めた。目を覚ますと、目の前にはマスクをし、刃物を持った男。乗客は数名。皆すごくおびえている。


「なんでしょうか?」


 俺は恐怖よりも眠りを邪魔された怒りの方が大きかったので、あまり怯えていない。


「金目の物を出せ。さもなきゃ殺す」


 俺には金目のものなんて何もない。あるとしたらこの大根。


「この大根しかありません」

「お前なめてんのか」


 男は怒鳴った。


 そんなこと言われても本当に大根しかないんだもん。

 と思っていると、男は刃物を振り回し、本気で殺しにきた。俺は咄嗟にやばいと思い、左からくる刃物を、手元にあった大根で受け止める。刃物は大根に刺さり、抜けなくなった。これで刃物で刺されることはないだろうと思った。

 しかしそう思った直後、男の左手にある刃物で腹部を刺される。もう一本隠し持っていたのか...

 とてつもなく痛い。俺もうだめだ。


 そして俺は死んだ。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!!

引き続き二話も読んでいただけると嬉しいです!

二話の投稿まで、もう少しお待ちください。

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