第十七話 シェスの父のもとへ
「コウさん、私、家に戻らなくてはならなくなったので、シェスさんのお父様のもとに行ってください。それと馬車をお使いください」
「いいんですか?」
「私は歩いてすぐ着きますし、シェスさんのお父様の命がかかっているので」
「本当にありがとうございます!エルフィ様!」
「それとエルフィ様って呼び方変えてくれませんか?様なんてつけられるほど立派ではないので」
「それでは、なんとお呼びしたらいいですか?」
「エルフィお姉さんで!」
「エ、エルフィお姉さん?」
「ありがとうございます!それじゃあガーツさんのところまで一緒に行きましょう」
お姉さんって呼んでもらいたかったみたいだな。
ガーツさんのところに10分ほどで着いた。
「ガーツさん、シェスさん達を隣町まで送ってやってください」
「しかしお嬢様は?」
「私は大丈夫です。すぐそこですから」
「そうですか。では耕さん、シェスさんキャリッジにお乗り下さい」
「はい」
俺たちはキャリッジに乗る。
「ちょっとシェス、種を貸してくれ」
「どうぞ」
俺はリュックに入れ、アイテムボックスに収納した。
えーっと、名前は?
「万能の種」
そのまんまだな。
これもとりあえず今までと同じように魔力を注ぐか。
なら魔力チャージのために今は寝ておくか。
「シェス、俺は寝るから着いたら起こしてくれ」
「わかりました」
そして俺は眠りについた。
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