『魔術師狩りの捗はおいきか』に向けた詩
当たり前の日常が 風のように過ぎていく
裏側にある歪に気づかぬように
陽の当たる道を歩くのは とても気持ちがいいだろう
僕もできれば そうありたかった あり続けたかったよ
けれど僕には それができる強さがなかったんだ
だから僕は独り歩く 月の光差すこの丘を
どんなに惨めだろうと 負け惜しみにしか聞こえなくても 僕は平気だよ
あの月を照らす陽の光を どこかで君が浴びているから
僕は平気なんだ きっと負けないよ
孤独でいることの強さもあると 君はいったね
弱いからこそ
目に見えるすべてを 手にできないからこそ
独りでいる強さもあるんだと
君は赦してくれたね
……はい、ご無沙汰しております。
初めましての方も、いやそうではないと仰られる物好きな方も、まずは申し訳ないことでございます。
そうです。
続編に手こずる余り、私は作詞(の真似事)に逃げました。
それも、曲でいうところの一番+αのみ何とか書き上げて投稿するという、苦し紛れここに極まれりという有様です。
ちなみに、「負けないよ」までが一番で、その後は一番、二番という区切りの間にある他にないメロディーの部分をイメージしました。
――ああ、なんということでしょう。語彙力が不足していて、その部分を何と表現すればいいのかさえわからないという体たらくです。
ええと……Cメロ?
それはさておき、この唐突な作詞活動には、一応自分なりに「何について描きたかったのか」を洗い出すためだった――という言い訳も用意してありますが、まあいってしまえば気分転換というやつですね。
そんなこんなで五里霧中で試行錯誤している創作活動ですが、次回作では私なりに可愛いと考える、ちょっとだけ歪んだ後輩の女の子が登場する予定です。
さて、彼女はこの靄がかかった混沌の中において、どのような石を投じてくれるのでしょうか?
どうぞ皆様、乞うご期待。
――あ、そうそう。
今回の歌詞には後輩の要素は一切含まれていません(台なし)。
……少しだけ被っている箇所があり……そう……(自信なさげな加筆)?