少女の正体⁈
久々に書きました(≧∇≦)
よろしくお願いします(・ω・)ノ
俺は少女と食卓に向かった。
「ちょっとここで待ってろ、適当に作るから」
「適当にではなく全力で作ってください」
(こいつ...うぜぇ!)
怒りに耐えつつ、俺は少女を食卓に置いてキッチンに向かった。
15分後....
「おい、出来たぞ。」
「遅かったですね!待ちくたびれましたよ!」
(こいつ...殴っていいか?)
殴りたい気持ちを抑えつつ食卓に料理を並べた。
内容はオムレツとウィンナーとサラダとパンと言った洋食の物だった。
「ん〜...どちらかと言うと和食の気分だったのに...」
「てめぇの気分なんか知らねぇよ!」
「まぁ良しとしましょう。じゃあ、いただきます。」
(やばい、そろそろガチで殴りたい)
なんとか殴りたい気持ちに耐えつつ、少女に質問することにした。
「で、お前は一体誰なn「何ですかこれ⁈」
途中で遮られた。
「何のことだよ?」
イライラし過ぎて少し声が震えてしまった。
「コレですよコレ!このオムレツ!めちゃくちゃ美味しいじゃないですか!」
(散々言っといてなんだこいつ⁉︎)
「本当美味しいですよ!まさかあなたにこんなスキルがあったとは!」
「そんなに絶賛されるほど美味くは無いと思うけど...」
とは言いつつも少しは嬉しくなってしまった。
「とても美味しいですよ、このオムレツやパンなど、全部美味しいです!」
「パンはただの市販のやつだよ‼︎」
(こいつ、何でも美味いって言うんじゃねぇか?)
「って、そうじゃねぇよ!で、お前は誰なんだよ⁈」
「私ですか?」
「他に誰が居るんだよ⁉︎」
「あなたの後ろに...」
「怖ぇぇよ!で、誰なんだよ⁉︎」
「私は昨日、あなたに助けられた地蔵です。」
「...えっ?何だって?」
「だから、地蔵です」
「....」
(こいつ、頭大丈夫か?)
「その顔は信じてませんね!よく見てくださいよ。地蔵要素が満載じゃないですか!」
「お前のどこに地蔵要素があるんだよ!てか地蔵要素ってなんだ!」
少女をよく見てみるとポシェットのような鞄を身に付けていた。
「ちょっとお前、その鞄の中見せてみろよ。」
そう言いながら少女から鞄を奪い取った。
「何するんですか⁉︎」
何かないか中を探って見ると名札のような物があった。
『葉月 美希』と書いてあった。
「おい、これがお前の名前じゃ無いのか?」
「『葉月 美希』...誰ですか?」
「だからお前だよ!」
「じゃあ仕方が無いのでそれでいいですよ。てか、そろそろ返してください」
そう言いながら少女は鞄を奪い返してきた。
「で、お前は何しに来たんだよ?」
「恩返しです!」
「は?」
「だから昨日の恩返しですよ」
「お前...本当に頭大丈夫か?」
「何言ってるんですか⁈正常ですよ!じゃあ何でもいいんで、頼んでくださいよ。叶えてあげます。」
「じゃあ家に帰れ」
「なるほど、お安い御用です....って、そんなわけ無いじゃないですかぁ!」
「面倒だなぁ...って、もうこんな時間じゃ無いか!やばい、学校が!」
「え?出掛けるんですか?」
「そうだよ、だからお前も出て行け。家に鍵閉めないといけないんだからな」
「じゃあ家で待ってますよ」
「じゃあこれが本当に心からの願いだから出て行け。」
俺は無理やり追い出して家に鍵を閉め、学校に向かった......
どうでしたか?久々なのでおかしなところとか多分結構あったとは思いますが...
感想などいただけたら嬉しい限りです