両親の死
てな訳で本編です。
よろしくお願いします(≧∇≦)
ある、冬の平日。俺はいつも通り学校で授業を受けていると、授業中にもかかわらず校内放送で呼び出された。そして、両親が死んだ事を知った。母が喧嘩の最中に手にしていた包丁で父を刺し、我に返った母がその包丁で自分を刺したそうだ。しかし、両親が死んだからと言って悲しいとは思わなかった。というか思えなかった。ここまで苦しめた挙げ句、俺を置いて消えた両親に怒りさえ憶えたかもしれない。翌日、葬式があった。周りの親族などは泣いている人もいたが俺は泣かなかった。帰り道、雪が降っていて、周りを見渡すと雪が積もっていた。しばらく歩くと雪をかぶった地蔵があった。
「こんな所に地蔵なんてあったか?」
なんとなく俺は地蔵の上の雪を払った。鞄の中を見ると自分の使っている傘とは別に折りたたみ傘があった。そして、それを地蔵の上に差した。
「こんな事をしても何の意味も無いのにな...」
自分でもなぜこんな事をしたのかわからなかった。しかし、この行動がこの先の運命を変える事はまだ知らなかった。この後、家に帰って、コンビニで買った弁当を夜ご飯として食べて、すぐに眠りについた....
どうだったでしょうか?まだ続くのでお付き合いいただけたら嬉しいですm(_ _)m
感想、アドバイスなど応募してます(≧∇≦)