ー転生?ー
俺は堤健吾。彼女いない歴=年齢、もちろんDT。もうすぐ魔法使いになる、ナイスガイだ。
最近俺はゲームに飽きてきいる。なぜなら、終わり方が微妙だったり、まずストーリーが酷かったりするのが多いからだ。ネットで神ゲーなんて言われてるのも今の俺を満たせるようなものではなかった。昔は良かったんだ、「ドラゴン○エスト」や「ゼ○ダの伝説」あとは「ロマンシング○ガ」そんな終始完璧なゲームが溢れかえっていたのだから。
そうとわかっていてもやはり自分の欲望を満たしてくれるゲームを探し続けるのだ。今日もそんなものはあるわけがないと考えながら、真の神ゲーを探している。新しく発表されたゲームをプレイしてまわっていく。「魔剣伝説」に、「ナイツオブソード」、、、うん?これは新作のゲームか、、、聞いたことのない社名だが新しくできたんだろうか。
「あなたを剣と魔法の世界へご招待します。」
ほう、変わった始まりかただ。これはゲーマーを惹きつけるための文句か何かだろうか。まあ面白そうだしやってみるとしよう。えっと、、、難易度選択かーならやっぱり「最高難易度」で、、、職業は、「あっやべっ!」間違えて変なコマンドを打ったようだ、、、ん?だがそこには真の最高難易度と書かれた職業が表示されていた。職業「ネクロマンサー」まあよくあるっちゃよくある職業だけどどう難易度が変わるのだろうか。とりあえずやってみるに越したことはないか、、、
「ただしゲームオーバー=死を表します。お気をつけください。また、プレイヤーがどのような場所、家庭に生まれるかは完全にランダムですので運も重要となってきます。」
うん?どう言うことだ?方そりゃあゲームオーバ=死だろう。よく分からないが早速プレイしてみるか、、、
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〜統合歴302年〜
「ここは、、、どこだ?!」
俺は確かにあのゲームをプレイし始めた筈なのに、なぜかベッドの上にいた。だが家のベッドではない。まず天井が違う。俺の家の天井はこんなに豪華ではない。普通の築15年、1LDのいかにも普通なアパートだ。そして何より俺の家のベッドはこんなに寝心地が良くはない。極上の寝心地だ、、、まるで天国にいるかのような。
うーん、、、ここはどこなんだ?天国か?俺はゲームのしすぎで死んだのか?だったら最悪だ。自分で自分を殺したようなもんじゃないか。
「あ〜ら〜目が覚めたの?私の可愛いジルくん」
誰だ〜?この綺麗な女性は。やっぱり天国だろうか?目覚めたら突然美女と出会えました〜って言う。
「じゃあ目覚めのキスね〜、、、」
エッ!嘘だろそんな心の準備が、、、ん?なんか手がおかしいぞ、まるで赤ちゃんみたいな手だ。さらに動きにくい身体をくねらせてようとしても思うようにいかない。何より立てない。まさか俺は、、、赤ちゃんになってるー?!
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〜統合歴307年〜
ここ数年間生きてきてわかったことがある。まず一つ目に俺は転生したらしい。何故かは分からんが、現実への未練の有無も問わずにこっちに連れてくるだなんて、、、人前で彼女を見せつける後輩ぐらい許せん。まあ、前世に未練はなかった筈だ。向こうの親は、、、もう死んでるしな。
そして二つ目は、この世界には魔法があるらしい。今のゲームやラノベにはなくてはならない要素だからあって良かったと思う。前世と同じシステムだったら俺は今頃、暇死にしてたかもしれない。五大属性なんてのがあるらしくてうちは風属性の家系らしい。
最後に三つ目は、ウチは貴族であるようだ。位置的には、、、自分の領地が持てるので侯爵といったところだろうか。何にしてもこの開始早々金持ちスタートはなかなかに良いのではないだろうか。それに貴族でしか扱えない魔法とやらもあるようだ。生まれる場所や家庭は完全ランダムらしいからなかなかに俺は幸運だったのであろう。
魔法ができるとわかったので、俺は早速魔法の本でも探して試してみようとした。しかし、家中を3日かけて回ってみたが一向に見つからなかった。あまりにも見つからないので、今日の夜にでも父に聞いてみようと思う。2歳ぐらいの時の俺が急に流暢に喋り出したらたぶんドン引きされるだろうからな。ここはファンタジーの世界だきっと剣とかも使えるんだろう。それも併せて聞いてみるとしよう。
そういえば最近になってようやくこの職業「ネクロマンサー」の使い方がわかってきた気がする。例えば、、、死んでいる鳥などに近づくと「テイム」と言う表示?が出てくる。テイムするとその動物が生き返ってついてきてくれる(普通に隠すこともできる)。戦略次第で相当強いだろうから魔物とかでもできるのか試してみたいところではある。
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〜食堂〜
今日は満を辞して、父上に魔法に関して聞こうと思う。多分もう5歳であるし引かれることはないだろう。
「父上、魔法に関して質問したいのですが、、、」
「ほう、いったいどのような?」
「この家に魔法に関する書はないのですか?」
「ない。断言しよう」
おいおいマジかラノベでありがちな習得の仕方は無理だって言うのか?
「な、ない?!じゃあいったいどのようにして魔法を習得するというのですか?」
「魔法は独学では使用する事はできない。まずは体内にマナを送ってもらう必要がある。」
「では、ここで父上にマナを送っていただければ使えるようになるのですね?」
「いや、俺が送るのは危険だ。調節の仕方を知らないし、そもそもやったことがないからな、、、」
「なら、父上はどうやって魔法を?」
「家庭教師のようなものを呼ぶか学校に行くかだな、、、まあほとんどの貴族は学校に行くがな。」
「なら僕も学校へ行かせてください!」
「まあ、良かろうただし条件がある。魔法学校への入学は、13歳からだ。それまでに剣聖の称号を手に入れろ。」
は?剣聖ってあの?そんなん数年間で取れる称号なのか?大体小学生の間にそんなに鍛えられるのか?
だがまあ違う可能性もある。一応聞いてみよう。
「えっと、、、剣聖とは?」
「剣を極めたものに贈られる称号だ。もし学校に行きたいのであればそのくらいの覚悟を持たなければいけない。」
「どのように極める、、、と?」
「そのやり方に関しては後ほど伝えよう。後で私の書斎に来なさい。」
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〜書斎〜
「やり方についてだが、、、ダンジョンに行くのが良かろう。」
「ダンジョン?ああ、、、あの街にあるやつですか?」
「いや、王都にある大迷宮だ。そこの深層にお前を送る。そこから生きて帰って来れたら入学を許可する。」
深層って言ったらボス級の魔物がうじゃうじゃ湧くって聞いたぞ、、、マジで何いってんだこのおっさんは、、、そんな、うそ、、、だろ?
「深層、、、」
「ああ、そうだ。そこから剣一本で上がってこい。、、、なんなら今から送ってやろうか?ダンジョン内では腹は減らん。安心しろ。」
「今から?!そんな、、、」
「軽い冗談だよ。まあ、明日にでも一回行ってみると良い。ここからならば王都へ転送できる。」
良かったー、、、これで本当に送られたら死ぬところだった。
「わかりました。」
「ああ、、、よく寝ておけよ。ダンジョン内では寝れんからな。」
「はい!」
明日はダンジョン、、、今まで憧れてはきたが本当に行ける日が来るなんて。まあ、、、案外行けるでしょ。




