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エルフの力
エルフの血を引くお嬢様とアンナ先生。
師として仰ぐならこれ以上適任者は居ないだろう。
そして、力を制御する術具のコントロールを指導するのはマノンさん。
マーリン「アンナ先生。猫族の力は風であるとは教わりましたが、エルフ族の力については諸説あり全貌を把握するのは難しいと本で読みました。実際もそのようなものなのでしょうか?」
アンナ先生「...エルフ族の力はね、古くから色褪せない力の強い魔法が多いのさ。起源からの魔法、それは優しいものだった。一族の繁栄を願い、争いを鎮め、自然との共存を願う魔法だった。その魔法はいずれ枝分かれして様々な効果を持つ。それが幾重にも積み重なってきたのが今のエルフの力さ。」
お嬢様「枝分かれ...お父様は、純血のエルフよ。お父様は何故直接教えてくれないのかしら...。」
アンナ先生「....。エルフってのはね、何を考えてるか分かったもんじゃないんだ。あなた様のお父上を悪く言うつもりは無いさ。ただね、人間の常識に当てはめちゃいけない存在なんだよ。」
マーリン「アンナ先生...お嬢様...。い、1度ココアでもいかがですか。まだ時間はありますし、まずは理解を深めるべきかと!ご用意してまいりますね。」




