来客
ルイス「マーリン様、先程の...声は?」
マーリン「ああ、風に乗せて私の声を届けただけです。体に害は無いのでご安心ください。」
ルイス「なるほど...その風に乗せる、というのは私共も出来るものなのでしょうか?」
マーリン「いえ、残念ですが...しかし、先生やマノンさんに相談してみますね。」
ルイス「ありがとうございます。もしかして、来客というのはそのお2人でございますか?」
マーリン「はい、その通りです。」
チトセ「そういう事ですか、俺の素性、どうやらバレてるって訳ですね。」
マーリン「...かつて、闇市での調査員だった方、ですよね。」
チトセ「まぁそれだけ知ってたら怪しいヤツでしかない...マグノイヤー様にも確認して頂くのが妥当でしょうね。」
ハリー「そういう事ですか、じゃねーんだよ!俺らだって知らない情報だぞ。なんでお嬢様に黙ってたんだよ?」
チトセ「お嬢様には話したさ。闇市で働いてたってな。そしたら、面白がってどんどん話を聞きたがるから大変だったよ。」
マーリン「そういう事、だったんですね。後で私にも、詳しい話を聞かせてください。」
チトセ「はい。勿論です。」
お嬢様「ちょっとー!誰もいないと思ったらこんな所に!何もこんな角部屋の茶室に集まんなくなったっていいじゃない!どこにいたのかと思ったわよ!!」
マーリン「申し訳ございません、お嬢様。来客用の鷹を飛ばしていたらつい、長話に...」
お嬢様「そういえば、来客って誰よ?」
マーリン「魔術師のマノンさんと、人間とエルフの混血、アンナ先生です。」




