表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限の夢から  作者: とま
1部
2/23

箱の中(2)

1号とは、この部屋に入った頃に付けられた防護服の人達(職員)からの呼び名。

この白い少女は1号と呼ばれ、生まれて間もなくここに入れられている。それからはまだ一度も外に出たことは無い。

職員達との会話は無く、顔は見せず、ただ身辺の世話をするだけ。


しかしある時、17号と書かれた服を着た少女がこの部屋に連れられてきた。外の世界を知れるかもしれない、唯一の人物だった。

黒い耳に、黒でも無く紺色でも無いような暗い髪の毛。お尻からは長く黒い尻尾が伸びている。どうにも死んだような空な目をしているが、彼女は自身もどこから来たのかよく分かっていない様子だった。


話しかけてみても、何も話さない。だが、1号の言葉を真似しようとしている様子だった。17号と話したい、そんな気持ちが1号の背中を押した。

1号は、自らが学んだように、少しずつ言葉を17号に教えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ