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箱の中
白い空間、ひとつのベッド。
そこに白い少女が横たわっていた。そして、
寄り添う様にもう一人、黒い耳の少女が心配そうにベッドを見つめていた。
扉は閉ざされ、中からは開けられず、窓もない。
部屋の片隅にはシャワー室、灰色のマットレスの上には古びたルームチェア。そして、一際目を引くのが壁一面の本棚だった。
この部屋には、定期的に白い防護服を着た2人組がやって来る。食事の配給や服の交換、必要な医療行為をする為だ。
部屋の目的は、生命の維持のみであった。
白い空間、ひとつのベッド。
そこに白い少女が横たわっていた。そして、
寄り添う様にもう一人、黒い耳の少女が心配そうにベッドを見つめていた。
扉は閉ざされ、中からは開けられず、窓もない。
部屋の片隅にはシャワー室、灰色のマットレスの上には古びたルームチェア。そして、一際目を引くのが壁一面の本棚だった。
この部屋には、定期的に白い防護服を着た2人組がやって来る。食事の配給や服の交換、必要な医療行為をする為だ。
部屋の目的は、生命の維持のみであった。