故郷
夕日の差し込む港町
町と言うには人が居ず
村というには及ばない
そんな辺鄙な湾の中
山越に夕日は傾いでた
傾げた光を垂れていた
東の山を照らす日は
赤く燃えては温かく
黄色く光れば物悲しい
どこかに響く虚無感を
誰かに届く切なさを
煌びやかに落としてた
誰の目にも落としてた
私は何が出来るだろう
そもそも私は誰だろう
幼き日の疑問さえ今は小さく思われる
この世界の住民は私1人ではないのだろう
用意された人格もきっと私の物ではないのだろう
夕日の差し込む港町
町と言うには人が居ず
村というには及ばない
そんな辺鄙な湾の中
山越に夕日は傾いでた
傾げた光を垂れていた
東の山を照らす日は
赤く燃えては温かく
黄色く光れば物悲しい
どこかに響く虚無感を
誰かに届く切なさを
煌びやかに落としてた
誰の目にも落としてた
私は何が出来るだろう
そもそも私は誰だろう
幼き日の疑問さえ今は小さく思われる
この世界の住民は私1人ではないのだろう
用意された人格もきっと私の物ではないのだろう
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