第5話【おいしいごはん】
第壱章 第5話【おいしいごはん】
さて、いい感じに焼けた肉にかぶりつく。調味料なんてものはないので素材の味を楽しむしかない。
「うまい!!!!」
正直期待はしていなかった。ゲーム自体には味覚なんてものはなくただただ視覚的にきれいなものというだけだった。材料や効果が非常に多岐にわたるからやりこみ要素として料理スキルも取得していたしある程度レベルも上げていた。この焼肉はただ焼いたものだ。見た目もごつい焼肉でしかない。料理といえるようなものではない。
「これは、まさかこの世界はおいしいごはんが多いかもしれない」
スキルアップはもちろん調味料や道具類もそろえた方がいいかもしれない。野菜なんかも育ててもいいかもしれない。
この世界でのやることが増えたな。様々な料理を食べよう。世界中の料理を食べてみたい気もする。元の世界ではそんなことを考えもしなかった。まずいわけではないそこそこのものを食べてゲームをするだけだった。
だが、ただの焼肉でこんなにうまいんだからしっかりと調理すればもっとすごいはずだ。食べたいと思う。
やはり、衣食住は大事だ。今すぐは無理だがある程度整えなければ…。
そのためにはレベリングが必要だろう。スキルレベルが上がるときに経験値は少量ながら入ってくる。そのため、戦闘をしなくても生産系を鍛えればレベルアップすることがあるが戦闘ほどではない。ある程度戦闘もしなければならないだろう。
そう考えるとこの島は最初はいいが中盤あたりから厳しくなってくる。レベリングする場所が限られているからだ。アルムス島は火山を中心とした島で東側に湖、西側に小さなダンジョンがある。ダンジョンはゴーレム系が出てくるダンジョンで鉱石の採取などはそこで行うことができる。
ガラスティアのダンジョンは成長する。ダンジョンの最下層にあるダンジョンコアに触れると報酬を手に入れるかダンジョンを出るか選ぶことができ、報酬を選べばレアなアイテムや武具が手に入る。ダンジョンを出るを選択するとダンジョンの外に出されダンジョン自体が成長する。
ダンジョンが成長すると出現するモンスターが強くなり階層が増えたりする。ゴーレム系のダンジョンであれば一番最初はマッド・ゴーレムが雑魚的として、ボスがストーン・ゴーレムだろう。最大強化でボスがギガント・オリハルコン・ゴーレムになる。そうなれば、希少金属がザクザク掘れる。ゲーム時代では、ミスリル・ゴーレムくらいでいいと思ったので最大強化までは育ててなかった。
経験値的にも最大強化までしたいが、ゲーム時代にない危険度がある。安全も考慮しなくては…。さすがに、弱いとはいえまだマッド・ゴーレムを相手にはしたくない。最初の相手は東の湖付近に生息するスモール・チャージラットやスライム、野生動物を狩るくらいだろう。ごくまれにゴブリンなんかも出てくるが、現実世界で人型相手はあまりやりたくはない。いつかやるとしても余裕をもってあたりたいものだ。
さて、今後の方針としては、衣食住の確保のためにレベリングをする。レベリングは安全を考慮して東の湖を狙う、といったところだろう。
名前:ジェイル
性別:男
年齢:18歳
種族:古代守護樹人族
職業:魔法使いLv2
合計レベル2
ステータス
HP :10/20
MP :22/80
STR:5
VIT:5 +0.3
AGL:10 +0.7
DEX:13
INT:8
POW:5
所有スキル
【取得経験値上昇Ⅱ】【必要経験値減少Ⅱ】【魔法の才Ⅰ】【錬金術Lv2】【鑑定Lv1】【弓術Lv1】【短剣術Lv1】【気配察知Lv1】【気配遮断Lv1】【隠蔽Lv1】【解体Lv1】【水属性魔法Lv1】【風属性魔法Lv1】【身体強化Lv1】【体術Lv1】【魔力操作Lv1】【鷹の目Lv1】【頑強Lv1】【俊敏Lv1】【採取Lv1】【調合Lv1】【HP自動回復Lv2】【MP自動回復Lv2】【状態異常耐性Lv2】【石工Lv1】【木工Lv1】【刻印術Lv1】【料理Lv1】




