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ゾンビ化した君と夜の世界を廻る  作者: 中川謳歌
第2章

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ブーディー教への潜入準備

〜1時間後〜


「お待たせいたしました。適任者を連れてきました」


「初めまして。王国治安調査隊のレクト・ポーリーと申します」


リンドさんはレクトさんとランデルさん、トマットさんをギルドマスター室に連れてきた。


「おいおい、リンドさん。これは王国の大物じゃねえか」


ラッシュルさんはとても驚いていた。


「ラッシュルさん、宗教の件聞きましたよ。魔術を使うかもしれない危険な連中の中に女性二人で調査、潜入とは危ないじゃないですか。もしかしてライトネル領主の指示で?」


ラッシュルさんは慌てて否定した。


私達は作戦を練る。今回の目的は行方不明の氷のブレス、プルス夫妻の捜索とブーディー教で人を操る魔術や魔法が使われていないかの確認だ。ブーディー教は町の一角に普通のお店を構え客を宗教施設に誘導しているそうだ。大勢で行くと怪しまれるので、私とレクトさんで若い夫婦、ソフィーエさんとトマットさんで姉弟という設定で明日調査に行くことになった。


打ち合わせは終わり私達とレクトさん達で約束通りご飯を食べに行く予定だったが、マルンさんも行きたいということで一緒に行くことになった。ソフィーエさんやアッシュルさんも誘ったがこの後もまだ仕事が残っているそうだ。


食べに行くお店はマルンさんのおすすめのおしゃれな海鮮料理のお店。それぞれ料理を注文し取り分けて食べる。レクトさん達とリンドさんはお互いに離れた間の出来事で盛り上がっていた。私とマルンさんは流行りものやおすすめなお店の会話をしていた。マルンさんは食事会が大好きで色々参加しているらしい。


「ミーナさんとソフィーエさんってどこで知り合ったんですか?」


その話は色々な人にあまりしたくないな。気が進まないが、私は家出をして教会に入ってソフィーエさんとは元職場の先輩だと大まかに話した。私は災害や救護で派遣される部署にいた。私が回復師でソフィーエさんは剣の腕が立ち護衛や戦闘をこなしていた。


「ちょっと待って」近くに座っているトマットさんが話に入ってくる。


「僕の知人に教会を辞めた人がいるけどなかなか辞められなかったんだって。教会に辞めると言ってから監視されたり監禁まがいな事をされたり。ミーナさんは教会の第一線だから辞める時、相当難しかったでしょ?」


あれ…?周りの同僚の手助けがあって逃げ出すような形だけどすんなり辞められたけど。まあ、辞めないと大司教の魔の手があった訳だし。今思えばお父様の雇われか、または裏で手を回したのかもしれない。考えると急に寒気がしてきた。


明日は朝から宗教が運営するお店に行くので早い時間にお開きとなった。今日のご飯はマルンさんに色々質問攻めにあいちょっと疲れたな。


ーーーーーーー

ーーーーー

ーーーー


リンドさんにクウを預け朝早くから冒険者ギルドに行く。普段はこの時間は開いていないが特別に開けて貰っている。


トマットさんが魔道具で精製した染毛剤を髪に塗り私とレクトさんの髪に染み込ませている。


「トマットさんは髪の色は変えないのですか?」


「まあね。茶色の方が一般的だろ?」


「じゃあ、私は…」


トマットさん曰く遊び心で私の髪をオレンジにするそうだ。この染毛剤は石鹸で髪を洗うと落ちるらしい。ソフィーエさんも髪は茶髪なのでそのままにしているみたい。1時間経ちお湯で染毛剤を軽く流すと髪色がピンクになっていた。


「あれ?配合を間違えた」


「もうトマットはまったく。ミーナさんピンクも似合ってますよ」


レクトさんは黒髪になっていた。その後はトマットさんに特殊メイクをしてもらい鏡を見ると別人になっていた。ピンクの髪をした明るい印象。レクトさんを見るとこれまたクールな美男子だった。ソフィーエさんはクールな女性から柔らかな印象になっていた。


「トマットさんすごいですね」


「だろ?職場で鍛え上げられたからね」


トマットさんは普通の格好に眼鏡をかけていた。本人曰く特徴のない顔が一番潜入しやすいとか。


無難な格好をし、町にある宗教施設が運営しているお店に行く。

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