表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゾンビ化した君と夜の世界を廻る  作者: 中川謳歌
第1章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/53

パトロール中に襲われる

マキシルさん達と食事を終えお店を出る。美味しい食事に楽しい会話と、とても良い一時を過ごした。


マキシルさんとベガーさんと別れようとすると町の門が騒がしい。形相を変えた騎士団員が走ってベガーさんとマキシルさんの元へ行く。



「密猟者が、密猟者が」


鎧に血がついた騎士団員が慌てて話し出す。


「落ち着けって。どうした?」


「警備隊員が密猟者にやられました。今すぐ来てください」


急いで門に向かう。そこには血だらけの町の警備隊員が仰向けに寝かされていた。


「ミーナ!今すぐ回復魔法を」


「フルフィル・ヒール」


傷口が深かったので何回かかけ続け、警備隊員は回復した。


ベガーさんは領主の屋敷で情報収集。マキシルさんは騎士団と町の警備隊に連絡し、騎士団長のケロリーさんが集合をかける。


「密猟者が巡回中の警備隊員を襲ったそうだ。今すぐ町の警備の強化と襲われた現場に行き密猟者を捜索するぞ」


騎士団や警備隊がそれぞれの配置についた。人手不足のため町の人も駆り出され警備にあたっていた。


「 わるい!リンドさんとミーナさん。この町は騎士団も警備隊もあまり人がいないんだ。報酬を出すから一緒に来てくれないか?」


私達も一緒に同行することにした。クウは冒険者ギルドが預かってくれるということで預け、現場には数人の騎士団員と警備隊員、マキシルさんも行く。私は乗馬が出来ないためマキシルさんの後ろに乗せてもらうことになった。被害にあった警備隊員を先頭に現場まで行く。すると一人の警備隊員が倒れていた。生存確認するとまだ息はある。


「ミーナさんお願いします」


私は回復魔法をかける。傷口が深かったので何度もかけ無事に回復した。リンドさんは土魔法で辺りを探る。


「南西辺りに弱っているのが一つと他に四つ魔力反応があるぞ」


「リンドさん、そんな便利な魔法を使えるなんて…」


マキシルさんはリンドさんの魔法に驚いていた。被害にあった警備隊員の話では警備隊二人が巡回中、銃声がして音の方向に行くと銃で撃たれた魔物と怪しい馬車を発見。馬車を覗きこもうとした瞬間、銃で発砲されたそうだ。マキシルさんの指示でその魔力反応がある方向に行くことにした。


近づくと馬車が停まっていた。私達は少し離れた物陰に隠れ馬車の様子を伺う。


「さっきやられた犯人の馬車はこれか?」マキシルさんが被害にあった警備隊員に尋ねる。


「暗かったのでよく分からないですが、馬車はこんな感じではありました」


「とりあえず俺が行ってみよう」


マキシルさんがポニソンに乗って馬車に近づく。マキシルさんに何かあってはいけないので臨戦態勢で待機。


「あの、そこのお方。ちょっといいかな?」


マキシルさんが声をかけると馬車の近くにいる一人の男が応答した。


「何ですか?」


「俺はラップルのギルドマスターだ。さっき町の警備隊員が襲われて見回りをしているんだ。その馬車を見せてもらってもいいかな?」


「どうぞ見てください」


以外にも男は素直に応じた。


「じゃあ、遠慮なく」マキシルさんが馬車の荷台の扉を開けると馬車から銃声が聞こえた。すぐマキシルさんを見ると魔法で素早く防御の壁を展開し銃弾は弾いたみたい。少し安堵したのも束の間「ファイアボール」馬車の近くにいた男が魔法を放った。


「ぐうぁ」


マキシルさんは正面にしか防御の壁を展開していなかったため背後の火の魔法をくらってしまった。


マキシルさんを助けに行こうとした瞬間、馬車の近くにいた男に土の手が伸びる。


「うわあああ」


男は叫びながら逃げ出そうとしたが、瞬く間に土の手に捕まっていた。


マキシルさんを見ると背中に火傷を負いながら馬車の中から出てきた敵二人と戦っている。


「ライジング・ストリング」


雷を纏わせた糸を敵に絡ませた。敵二人は白目を剥きビリビリと感電し意識を失った。


「やり過ぎちゃったな。ハハハハハ」


馬車の影から一人逃げ出そうとする男が。すぐさま土の手が追尾しあえなく御用となった。


馬車の中を開けると弱っている魔物一匹と息のない魔物が多数いた。


「これ、無許可で密猟禁止の魔物達ばかりじゃないか」


とりあえず、私の回復魔法で弱っている魔物とマキシルさんの背中の火傷を治療した。


「アジトの場所を聞かねえとな」


犯人を魔法で回復させ男達は目を覚ます。


「おい!てめえらのアジトはどこだ」


「………」


「言わねえとこれだ」


ビリビリビリビリ


マキシルさんの魔法が炸裂した。


「ミーナさん、ごめん!また回復魔法を」


この繰り返し。犯人はようやく自白した。とりあえず男達を捕縛して馬車に乗せアジトに行く。どうやらアジトは洞窟のようだ。外にはニ人ほど見張りがいた。私達は洞窟から少し離れた場所で潜入作戦を練る。人員が他にもいるかもしれないので二人の騎士団員をラップルへ応援要請しに向かわせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ