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ゾンビ化した君と夜の世界を廻る  作者: 中川謳歌
第1章

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回復師が攻撃をするには何が良い?

考えても仕方がないので、とりあえずさっきハンテさんから教えてもらった武器を売っているお店を目指す。中に入ると沢山の剣や盾などの武器や防具が並んでいた。


「いらっしゃい。おや、お嬢ちゃん一人かな?何をお探しかい?」


お店の奥から小さなドワーフが出てきた。


「武器を探しに来ました。私は回復師なのですが一人でダンジョンに入ろうと思いまして⋯」


「おいおい!それは正気かい?今持っている武器を見せてくれ」


今持っている杖、魔法のローブ、ダガーナイフを机に並べた。ドワーフは「まあまあ、良い品じゃないか」とつぶやきながらルーペのようなものを使い、一つ一つ鑑定をしていく。


「なかなか良い品だ。杖は回復増加の付与、ローブはマヒ、眠り、毒の防御の付加がついておる」


武器や防具は業炎の闘士の時に狩人のニックに選んでもらったものだ。ニックは無口で面倒な事は我関せずだったが武器・防具マニアでお店に入ると、人が変わったように饒舌になり変わった人だけど為になったみたい。


「お嬢ちゃん、その剣を持ってみなよ」


ドワーフは横にあった剣を指差す。一見普通の剣に見えるが

「重たい」

思わず落としそうになったが、そっと 元の場所に置く。


「それは普通の重さの剣だ。戦士はそれを持って戦っておる。軽さの付与があれば持てるじゃろうが、武器でそんじょそこらで戦えんよ」


確かに。杖を持っても回復しか魔法を使えない。とてもはっとさせられた。


「お嬢ちゃんの場合、一人で戦うなら、魔道具を使いながら進んで行った方が良いかもしれんの」


そう言ってドワーフのおすすめの 魔道具のお店の場所を書いた紙をくれた。とても親切なお店だった。


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