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黒曜石の呪縛  作者: 紗 織
プロローグ
3/129

<第3話> 青野総監について

「奢ってもらいたくて言ったつもりはありません。

 正直に感じていた事を話していただけです。」


 黒川の問いに青野は、とても自然に答えた。


 その表情を見た黒川は、もっと照れ臭くなってしまったのだが、

 自分の茶々で青野が話を止めてしまった事の方を申し訳なく思った。



「分かった、分かった。


 すまなかったよ、お前の話の腰を折るような事を言ったりして。


 あの総監と自分に似ている所があるなんてお前が言うものだから、ついな、・・・。



 だってそうだろう。


 青野総監と言えば、歴代の総監の中でも際立って優秀な人物と言われている方なんだからな。



 単に出世街道を世渡り上手に進んでいった人物じゃないんだぞ。




 異例の出世スピードで総監に就任したのに、その人柄や仕事ぶりがとても優れていると良い噂ばかりのまさにパーフェクトな人物なんだからな。」


 黒川が答えた。




「確かに父は、そんな風に言われていますね。


 わが父の噂ながら、客観的に聞いてそんな人物がいるのかと思うような人柄ですよね。




 でも、一緒に生活している息子の自分が言うのも何ですが、そんな噂のパーフェクト人間なのに、とても人間臭い所がある本当に良い父親なんですよ。」


青野が言った。




「そうだろうな。


 まぁ、お前を見ていれば、その父親が良い人間だと言うのも納得だよ。」


 黒川が答えた。




「いいえ、僕なんて全然。


 お二人の方が何倍もすごい方々なので・・・。」




「だから、そこで俺を加えてくるなよ、全く・・・。




 まぁ、もういい。ここでつっこみをすると話がまた止まってしまうな。


 すまん、進めてくれ。」


 黒川は、渋々青野の自分の評価を受け入れる事にした。



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