依頼受けてみた3
ギルドの受付
「俺が依頼を終えて帰ってきたぞ~」
「アンタは何様なんだい。」
呆れた顔をしながらイメルダ俺のことを見てくる
「まったく…しっかしアンタ達よほど森が楽しかったんんだろうね。」
「ん?なんで俺達が森で遊んだことを知ってるんだ?」
「そんなのは一目見りゃ分かるよ。ねぇ、ダイア」
「そんなことよりも早く依頼完了の手続きをしてください!行きの時といいあなたは」
「ありゃ、ちょっとからかいすぎたかね。分かったよ」
そういうとイメルダは懐から眼鏡を取り出して装着する
ふと、隣にいるダイアの顔を見てみるとかなり赤かった
大丈夫か?熱でもあるんじゃないか?
「大丈夫だから。気にしないで大丈夫だから」
「それならいいんだが」
「ほら、話してないではやく薬草をだしな」
「ああ、はい」
<無限の空間>
そう言いながら俺は自分の目の前で空間を歪め、異空間に保管していた採取した薬草を取り出す
受付のカウンターの上が薬草でうまる
「こんだけあれば依頼達成だろ?」
そう言いながらイメルダを見ると、イメルダは目を大きく見開いて固まっていた
「おい、イメルダ。どうした?」
「ちょっと、一応さんはつけないと。あと、敬語も」
「おい!どうしたんだって言ってんの!」
「話聞いてよ」
そんな俺達の会話を無視して
「まさか、これほどとは」
そう一言呟いた
まさか、これほどとは?
「あ、もしかして薬草が多くて驚いたか?実はダイアが偶然薬草の群生地を見つけてな。それでこんなに手に入ったんだ」
「あ、あぁ、そうなのかい」
「あと、依頼に関係ない別の薬草も手に入ったんだが、そっちはどうすればいい」
「それならこっちで買い取るよ。状態によってはランクポイントに加算できるよ」
「本当か?俺保存状態には自信があるんだ」
そう言いながら再び異空間から他の薬草を取り出す
「!これは…」
「どうだ?保存状態いいだろ?やっぱこの魔法便利だよな。中に入れたもんも時間経過で劣化することがないからさ」
「そうだね、便利なんてレベルじゃないね」
「それで、すぐに精算できるのか?」
「あぁ、さすがにこの量はいますぐには難しいね。また明日くることはできるかい?」
まぁ、明日特に予定ないし
「いいよな?」
「そうだね。明日やることなかったら来よう」