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いずれ最強伝説  作者: piccle
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良いことと悪いことは同じ日に起こりがち

「う~ん、なんだか今日はいいことが起こりそうな気がするなぁ」

「そうなの?」

「ああ」


 これは確信に近い。なぜか今日目を覚ました瞬間からそんな気がしているのだ


「もしかしたら新しいパーティーメンバーができるかもな」


 そして、俺のそんな予感は


「クロスさん、ダイアさん、貴方方のパーティーに私を加えてください」


 的中した

 ダイアも俺の予感がぴったり当たりすぎて驚いているようだ

 驚きすぎて


 まさか、調べてなかった子が急にでてくるなんて


 とか、良く分らないことを言っている

 ふっ、俺のパーティーについに新たなメンバー、それも女の子か。これはなにかが起こる予感がするな

 ただ、


 俺はその子をよく見る


 なんでか、どこかで会った気がするんだよな。

 …まぁ、いいや。それよりもまずは


「君の名前は?」

「あ!自己紹介がまだでしたね。私はアッシュといいます。スタイルは盗賊です」

「ほう、盗賊」


 俺たちのパーティーは魔法騎士×2だからな。新しいスタイルの人を加えたら活動範囲が広がるんじゃないか?それこそ遺跡や迷宮探索とか


「ダイア、いいよな」


 俺がダイアに問いかけると


「う~ん」


 ダイアは難しそうな顔をしていた


 え?ダイアがそんなに悩むなんて、なんか断る理由があるのか


「私はパーティーにふさわしくないですか?」


 そんなダイアを見て、アッシュが泣きそうな顔をしている


「そうですよね、私は御二方ほど顔が綺麗なわけじゃありませんし、ふさわしく」

「この子、めっちゃいい子。パーティーに入れてもいいよね」

「オケ」


 俺は、ダイアのことを単純だと思った




「アンタたち、その子とパーティーを組むことにしたんだね」

「そうだが、なにか問題でもあるのか?」

「いや、その子、今日冒険者登録した子だからちょっと驚いたんだよ。アッシュ、アンタ運のいい子だねぇ。」


 ん?今日冒険者登録をした?


「あれ、パーティーってランクが三個以上離れると組めないんじゃなかったか?俺今ゴールドだろ?この前、ゴブリンロード討伐の功績で上がったって言ってたじゃないか」

「そうだよ、クロス、アンタは昨日までゴールドだったよ」

「昨日まで?」

「クロス、今日が何日か分かる?」

「分からん」


 ダイアとイメルダが呆れた目で俺を見てくる


 別にいいじゃん。日付ぐらい分からなくっても


「クロスさん、今日は七月一日ですよ」


 そんな俺にアッシュが優しく教えてくれる


 アッシュは優しいな。そうか、今日は七月一日なのか。…ン?七月一日だと…まさか今日は!


「ランクダウンの日だね」

「嘘だろ!俺昨日掲示板見て受けたい依頼あったのに!」


 特に、スライムをテイムしたら報酬がもらえるとかいうわけわかんないやつ

 テイムしたあとスライムを引き渡す必要もない、という本当になにが目的で依頼してるのか分からなさすぎて逆に面白そうだったのに


「またブロンズからコツコツ頑張んな」


 おいおい、まじかよ


「クロスさん、ダイアさん、一緒に頑張りましょう!」


 そう言いながらアッシュが笑顔を向けてくる


 はぁ、今日は運が良いんだか悪いんだか


「そうだな。これからよろしく頼むぜ」


 俺たちに新しい仲間ができた


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