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いずれ最強伝説  作者: piccle
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モンスターヘイト?

 俺は昨日の冒険者講習でブロンズになっていたようで新しい討伐依頼を受けられるようになっていたが、今回は前回と同じくゴブリンたちの討伐依頼を受けることにした

 これは、俺の身体が一日たった今でも本調子にほど遠いのと、あとはゴブリン相手に試したいことがあったからだ


 森


<灼熱付与>

 俺の両手に炎がまとわりつく

 自分じゃよく分からないが、おそらく物凄い高温なんだろう

 離れているダイアが暑そうに手であおいでいる


「さて、どんなかな」


 いつもどおり<身体能力強化>を使ってゴブリンに接近した俺は、そのままゴブリンの顔面を鷲掴みにする

 すると、

 ゴブリンの頭は手が触れた場所から炭化していきボロボロと崩れてしまう


「つっよ!」


 アメリアに言われて近接戦で強そうな魔法をいろいろ試してみたけどこの魔法が一番強いな

 その後、ダガーにも付与して試してみたけど、切断力が上がったくらいであんまり強さは実感できなかった


「アメリアさんが教えてくれた魔法はどれも凄いね」

「あぁ、そうだな。来る前に一通り見せてもらえてよかったぜ」

「あとで私にもちゃんと教えてよ?」

「もち」


 それにしても


 クロスは自分のギルドカードを見る

 そこには


 ゴブリン討伐数 84匹


 と、表示されていた


 依頼ついでに新しいことを試そうと思ったけど、ここまでやっちゃうとなんだかゴブリンがかわいそうに見えてくるな

 でも、


 近くの木陰を見る

 そこには新しいゴブリンたちの集団が来ていた


 さすがにモンスターヘイトが溜まりすぎたか?次から次へとゴブリンたちが来るぞ


「どうする?」


 ダイアが訊いてくる

 おそらくこれ以上やってもしものことがあったら嫌だから帰ろうと言っているのだろう

 正直、それでもいいと思う

 ただなぁ


 もう一度ギルドカードを見る


 依頼の達成って討伐対象五匹ごとだからあと一匹ぐらいやってからにしたいし、せっかくだからきりよく百匹までいっちゃいたいな




「グゴォォォォオオオオオオオオオオ!」


 そんなこと考えていたからなのだろうか


「でっけぇ」


 俺よりも大きくゴブリンにしてはやけにガタイがいいやつが現れた


「なんだこいつ」


 片手には大きなこん棒を装備しており、よく見ると血がべったりと付着している

 それは他の魔物を殺してついた血なのか、それとも


「クロス、逃げよう」

「ダイア」

「あれはどう見ても普通のゴブリンじゃないよ。戦うにしても一度帰って情報を集めてからにしようよ」


 ダイアの言う通りだ。こいつと今戦う必要はない


「そうだな、引くか」


 幸い、なんでかそのゴブリンは俺たちに興味を示しておらず、走りだした俺たちを追ってくる素振りをみせなかった


 問題なくギルドまで行けそうだな。そういえば、ここは前回依頼で来た村の近くだったな。あの人たちは無事なのか?


 そんなことを考えていると


 ブチっ クッチャ クッチャ ブチっ クッチャ クッチャ


 変な音が聞こえてくる


 なんの音だ?


 俺が不思議に思って後ろを振り返ると


 ブチっ クッチャ クッチャ ブチっ クッチャ クッチャ


 あのゴブリンが仲間のゴブリンの死体を食べていた


 それを見た瞬間


 ”お姉ちゃんたち位大きかったんだ”

 ”でもね、その魔物、ケガしててすごい血を流してたよ”


 ゾクッ


 俺の脳裏にある恐ろしいイメージが浮かび上がった



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