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いずれ最強伝説  作者: piccle
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変な理由で覚えてるとなんか気まずい

「今から!冒険者講習を行う!」

「はい!」


 今日も依頼を受けようと冒険者ギルドに来た俺たちは、イメルダにつかまり冒険者講習なるものに参加させられることになった

 なんでもこれは毎月一回、二週目の土曜日にゴールド以下の冒険者を対象としてやっているそうで受けるだけでランクポイントももらえるらしい

 もとからそう言われていればこんなめんどくさそうなのに参加しなかったのに

 イメルダに


 ”参加すればランクが一個上がるよ”


 と、言われてのこのことついてきてしまったのだ

 過去の自分を殴りたい

 ちなみに今日はダイアはいない

 どうしても外せない用事があるとかですごいオシャレなドレスを着て城の方面に行ってしまった



「よし!では、いつもどおり戦闘訓練を行うぞ!」


 この冒険者講習の教官は基本的にはギルド長と高ランクの冒険者複数名が行うらしい

 高ランク冒険者に指導の依頼をすると人にもよるが最低でも金貨一枚は必要になるらしくこの冒険者講習はかなり人気があるらしい

 実際、冒険者ギルド内にある訓練場は多くの冒険者であふれかえっていた


 さて、どの冒険者に教えてもらおうかな


 そう考えながら訓練場内を見渡す

 冒険者によって指導の仕方は異なるようで、素振りをみてその型や体勢を指摘するもの、ひたすら実戦を繰り返し経験を積ませるもの、魔法を見て足りてない練習や効果的な魔法の使い方を伝授するもの、さまざまだ


 ただ、正直俺はなんでもできるからどの人に教えてもらうか悩むな。ただ、


「クロス、アンタはこっちだよ」


 なんとなく分かってたさ、イメルダに呼ばれた時点で俺に選択肢がないことなんて


「アンタに指導してくれるのはこの人」


 そう言ってイメルダが俺に紹介してくれたのは、


「アタシの自慢の孫娘、アメリアだよ」


 俺が初日に筋肉をガン見した人だった


「この人か………」

「なんだい、知ってたのかい。まぁ、知ってても不思議じゃないか。アメリアは最年少でダイアモンドになった冒険者だからね」


 言いづらいな。筋肉で覚えてましたなんて


「君がクロス君だね。()()()()よろしくね」

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