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2話 異世界に来たよ!

定期的にアップ予定です。

よろしくお願いします。

ゆっくりな降下から少しずつ落下速度が上がる、

そして下の方に光が見える。

真っ暗な世界から一気に白い世界へ!

眩しいっ!!と目をギュッと固くつむって恐る恐るゆっくり目を開けると、緑豊かな場所に立っている。

ん、森?異世界?!異世界なのか!!

見えているものがいつもと感じが違うのはわかるが、

異世界なのか?思いつつ。

「”ステータス”とか出てくれてたらわかりやすいんだけどなぁ〜」と思っていたら

(ポーン)と音がして

【ナビゲーション起動・ステータスを表示します。】

その言葉に反応するようにステータスがピロンとでる。

「ステータスでたぁぁああ!!

異世界確定ぃいいい!!!」

そして、ステータス上の自分の姿を確認してガッツポーズをとる。

「イメージ通ぉぉおおり!!」

「そして、マジで異世界にきたぁぁあああ!!」  

と、もう大興奮のまとまさんなのであった!

異世界に行ったらこういう真っ赤なトマトのパーカーを着て、緑の髪で片目を隠している。

想像していたそのままの格好を確認して「うはぁー!」とテンションはダダ上がりしていた。


場面はかわりばってんさんはまだ転移中の空間にいた。まとまほど考えてはいなかったが、もし異世界に行ったらと空想するのは好きだったのでその辺はすぐに決まった。

んー、もっと色々細かいとこ考えとくべきだったなぁ〜と、ま、いっかなんとかなるっしょ。と、切り替えの早いばってんさん

と、凄い光とともに足元からさらに明るくなるのが

わかり地面が現れたので、スッと降り立つ。

ほう〜。

自分の姿を確認して

異世界…だよな、と思う。

刈り上げるほどのショートカットに薄い緑の髪にしてみたかったピアス。現世より背は高くしっかりとした体格。


前の方からまとまの声が聞こえる。

(異世界にきたぁぁああ!!)

まとまだな、かなり興奮してるじゃんw

さて、どうするかな〜と思いつつ。

なにやらバタバタしてるまとまをいつも教室で見ているかのように優しい目で眺める。

異世界に来てもホント面白なぁ…。

しばらく、まとまを眺めるか。

ばってんさんの口元はニンマリ。


まとまはステータスが出たことで

ゲームのような異世界に来たことが確定し、大興奮中。

うぉぉおおおお!!!

きてもたー!きてもたねっ!!

すごっすっごーーーーーい!

はぁはぁはぁ。

はぁ。

……。


落ち着いてきて、急に冷静になる。

あ〜、嬉しすぎて興奮しすぎちゃった。

ヤバいここでモンスターに

襲われたらヤバくない?!

武器?武器?!

足元に落ちている棒を掴み

そして空にかかげ!

木の棒ー!ひのきのぼうかっ!?

まとまは装備したっ!!とニンマリしたところで、

後ろからクスクスと笑いを堪える声が聞こえる。

だ、だれっ?!と

周りをグルリと見渡す。


と、後ろのそんなに遠くないところに

ばってんがしれっと石の上に座っていた。

スクっと立ち上がり。

よっ!!っと軽く挨拶し、

いやぁ〜マジで興奮してたねぇ〜


まとまがばってんに走って近づく。

ばってんは小さいが聞こえる声で

(まとまは装備した)と意地悪くまとまの声真似をしてニヤリと笑う。


いつから見てたの?!と

カーッと顔が真っ赤になって

うずくまるまとまさん。


「えっと、(うぉおーきてもたね!)」と

まとまの動きを真似して

「って、ことろからかな?」

と、笑いを押し殺すようにクックックッと抑えきれないばってん。


バタバタしながらまとまが言う

「はぇ〜もう、ほぼ、最初からじゃん!!!

いるなら声かけてよぉ〜!!!んもー!!」


だってほら、そのままの姿を見てたくなったと言うか、どうするんだろー?って思って見守ってましたw


「もう!そうやっていつもみたく楽しんでんじゃんっ!!ううう、

でも、ばってん来てくれたんだっ!」と

思わず抱きつく。


この世界で1人はちょっと不安過ぎる

と急に落ち着いてきたまとま。


ばってんがまとまの頭をなでなでしながら、

「まぁ、まとま一人で行かせるわけには行かないし、心配すぎるしねw」と微笑む。


「きみは天使かっ!!」

と、もう一度ぎゅっと抱きつくまとま。


ばってんはまとまをナデナデしながら周りを見渡し

「まぁ、まとまが言う通り、どんな世界なのかわかんないからねぇ〜魔法とかあるのかなー?

転移中にスキルがどうのって

まとまが言ってたやつよね?確認した?」


まとま「えっ?あ!そうだった!まだだよ!!試してみよっか!」


ばってん「だねっ!!」


と2人顔を見合わせてニコッと笑う。


さて、どんな能力を身につけてきたのでしょうか!!


まとまの主スキルは【クラフト】

材料となるものを手に入れ、それを使って思い描いたモノを作り出すものである。大したスキルでないように思えるが、 

瞬時に目の前の材料を異空間に収納し、異空間内のテーブルでまとまの頭の中にある設計図で瞬時に作り出すものである。

例えば目の前の土をゲットしてクラフトを唱えると頭の中で想像した四角い土の固まりが目の前に現れるという感じである。

作れるものはまとまの頭の中にある知識でしか作れない。

連動スキル【ゲット】クラフトに連動しているスキル

瞬時に物体を異空間に取り込む。

副スキルは【ナビゲーションシステム】

この世界のことやいろいろな事を説明してくれるものこのスキルの声はまとまにしか聞こえず、まとまはナビコさんと名付けている。先程ポンとスキルを出してくれたのはナビコさんである。

こっちが主でもおかしくないスキル性能である。


ばってんの主スキルは【付与】

いろんなものにいろんな力を付与するスキル。

自分の力を付与のスキルによって2倍にしたりできる、他の人間でもモンスターでも物でも対象になる。

例えば自分の体重に1/2を付与して足の力を2倍に付与すればめちゃくちゃジャンプできるというもの。

倍数や一度に付与できる回数はスキルのレベルによる。

初期設定では2倍・一度に一回である。

副スキル1【鑑定】自分よりもレベルが低いものを鑑定できる。

副スキル2【まとますぐ行くよ】

転移中にまとまがいないと意味がないと思って付けたスキル

行使すればすぐにまとまの近くに行くことができる。

この副スキルはまとまには恥ずかしくていえなかったので、現段階ではまとまは知りませんw


お互いのスキルを教え合った2人。


まとま「はぇ〜、ばってんらしい」

ばってん「お互い使い方によってはやっぱりチートスキルよなw」

と言って、顔を見つめ合ってニヤリと笑い合う。


などと言ってるところで

後ろの茂みからなにが飛び出した。


モンスターが現れる!!!


「まとま!!」

「ばってん!」

と2人がお互いの名前を呼び合い振り返る


はじめての戦闘だ!


ある意味いつも実物を見たいと

憧れていたスライムがそこにいた。


まとまが目を輝かせる。

「うぉ、ス、スライム!!

夢にまで見たスライムじゃん!

うー、ばってんー、なんかこの子、

可愛いよぉー倒さないといけないのかなー。」


ばってんは呆れながら

「んー、スライムが攻撃してきたら

ダメージくらうんじゃ?」


まとまは目を輝かせながら

「ワタシちょっと見た目野菜っぽいし

モンスターよりかもじゃん?」


「モンスターというより野菜じゃん、んで、見た目トマトモンスターじゃん。」とばってんがツッコむ。


どうやらこのスライム襲ってくる気はないようだ。


心を許してスライムと戯れて油断してたところに

後ろからガサガサと物音がして振り返ると大きな熊のようなフォルムのモノが見えた。


急に後ろに現れたもんで

2人とも飛び上がってびっくりしてさけんだ。

「「ぎゃぁぁあああ!熊が出たー!!」

いいね・コメントよろしくお願いします!

定期的にアップ予定です。

よろしくお願いします。

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