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絶望の未来から世界を救う  作者: トオヤ
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別世界の出来事

           第27話


トオヤがいた世界では闇が着々と迫っていた。


「トオヤも帰ってこないし、琥珀さんも真実さんももういない…一体どうしたらいいんだ…」

「愚痴をこぼしてる暇があるなら戦え、大村!!」

「わかってるよ、梨奈!」

「しかし、こいつら…ホントにしつこいな…」

トオヤが消えた後も闇は世界を蝕んでいた。


「博士が作ってくれた彈ももう少ない…大村、一気にけりをつけるよ‼️」

「おおう、あれをやるのか、任せとけ‼️」

「頼む、私は準備するから」

梨奈と呼ばれる女性は目をつむりながら意識を集中した…すると体からほとばしるオーラが輝きを放ち始めた…。

「キシャー」

「おっと、お前らの相手は俺だ‼️よそ見すんなよ‼️」

大村と呼ばれる男は大剣を振り回しながら突撃していった。


「おら~」

すると後ろから物凄いエネルギーを一点に集中している梨奈が銃口を向けていた。

「大村」

「あいよ」

「食らえ、ライトニング・バースト」

鋭いエネルギーの塊が敵を穿った‼️

「やったか?」

「バカ、それフラグ…」

上半身を吹き飛ばされた化け物がすぐさま再生をして復活しようとしていた…


「見ろ、お前がいうから…」

「俺のせいかよ」

化け物どもがひとつにくっつき出した。


「おいおい、あれを見ろよ…奴らくっつき始めてやがるぜ‼️」

「ああ、しかもかなりでかくなってるみたい…」

「ヤバイな…あれ…いけるか?」

「さっきのでマナを使い果たした…回復するのに時間がいる‼️」

「俺もいけるが…後大技一発だな…」

「なら私はオフェンスで出来るだけ奴を惹き付けて削る‼️とどめは任せたよ‼️相棒」

「そこまで言われちゃ男冥利につきるもんってんだ‼️やってやるよ‼️確実にな…どのみちこいつを倒さないと俺達も危ないからな…」


再生が終わった化け物は10メートルを越える巨体に進化していた…

「いくぞ‼️」

銃口を化け物に向けて彈を乱射して気を向ける…


「はぁぁぁ……武神流最終奥義…龍神翔覇突激ドラグーンバースト

大村が空高く飛び上がり化け物の頭から斬りつけた…。

斬りつけたところから足元まで勢いよく真っ二つに切り裂いて二つに別れた化け物の体から光が立ち上ぼり空へと巻き上げていった…化け物の破片も空に打ち上げられながら常時消滅していった…。


「なんとか倒したか…」

「やったな」

手をあわせてはいタッチしようとした瞬間、大村の体を貫く腕があった…


「な……に…」

「い………嫌~~」

「いけませんね…一瞬の油断が死を招くと教えられませんでしたか?ククク…」

「ごは、」

血を吐いて倒れる大村…

「あなたもすぐさま後を追わせてあげますよ…」

「貴様~」


怒りに任せて銃を乱射するが相手には一向に当たらなかった

「おやおや、全然当たりませんよ…そんなんで仇がとれますか?しっかり狙わないとね❤️」


再度挑発をし遊んでいた。

「殺す…殺してやる…」

「だから、あなたには無理ですよ」

一瞬で間合いの中に入ってきて梨奈の唇を奪った。

「!!!」

何をされたかわかり余計に激昂した。

「いいね、いいね…その気迫…でももうつまらないから終わらすね…じゃあね」

そういうと梨奈の懐に入ってきて一瞬でお腹を貫いた…

「がふ…」

「では、さようなら…イキテイタラまた遊びましょう…アディオス」

そういうと一瞬で消えた。

「ごめんね…私…勝てなかった…」

そういうと大村の側で倒れ込んで気絶した…


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