表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶望の未来から世界を救う  作者: トオヤ
19/95

宿屋の出来事2

           第19話


コンコン、コンコン…ノックの音がする…コンコン…コンコン…、うるさいなぁ…

「ふぁ…寝てたのか…はい、今開けます」


扉を開けるとそこにはなんと助けた女の子が立っていた。


「失礼します…お客さ…ま」

女の子も驚いたのか立ち止まってしまった


偶然もあるんだな…まさかここで再会するなんて

「もう泣いてないんだな」

「泣いてなどいません………それより晩御飯のお時間ですよ早く降りてきて下さい」

冗談半分でいったのに怒らせてしまったかな…まあ元気になってよかったよ…それよりお腹も空いたし降りて食べるか。


階段を降りてみると、そこには賑やかな雰囲気が所々に見られた。

「今日の収穫山分けね」

「俺は装備を新調したいな」

「私はお酒」

「私は日用品揃えないと」

「俺はまあ秘密だな」

いろんな話声が聞こえて来る…賑やかでいい町だな…

そうこうしてるうちに空いてる席にすわって注文をした

すると奥からいいにおいがする料理が運ばれてきた。

「はい、当店自慢の肉と野菜の味噌炒めと野菜のスープ、サラダの盛り合わせにデザートにキッシュだよ」

とても旨そうな匂いが空き腹に直撃する…

「旨そうだ」

「美味いに決まってるだろう…親父の自慢の料理なんだから」

ポニーテールの女の子は少しボーイッシュだがここの店の子供みたいだった

「姉ちゃんを助けてくれたんだって?ありがとうね、あたしの名はターニャ、よろしくね❤️」

ターニャと呼ばれる女の子は仕事に戻っていった。


半分ほど食べ終えてゆっくりしていると何やら奥で騒がしくなってきた。


「やめてください、困ります」

「いいじゃねえか、減る訳じゃねえし、少しぐらいなぁ、こちとら客だぜ‼️」

何やら店員が絡まれているようだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ